ベネズエラ政府、国営の暗号資産交換所をローンチ

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 ベネズエラ政府は暗号資産(仮想通貨)への友好的な態度をさらに強め、国が発行するペトロ(PTR)およびビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)、ダッシュ(DASH)と法定通貨のボリバルとの組み合わせに対応する暗号資産交換所をローンチした。

 暗号資産を規制するSUNACRIP(National Superintendency of Crypto Assets and Related Activities)が国営メディアに掲載した公式発表によれば、この交換所はVEX(ベネズエラ交換所)と呼ばれる。

 さらに、SUNACRIPはVEXは「ピアツーピア技術」を利用し、また政府による暗号資産ウォレットアプリであるペトロアップとリンクされ、同アプリを通して利用することができると述べている。

 SUNACRIPは以下のように述べている。

 「このデジタルプラットフォームによってユーザーは(暗号資産)交換所市場で取引することができる」

 今回の動きの前にもSUNACRIPは多くの活動を行っており、最近では、送金プラットフォームのパトリアをアップグレードし、ビットコインウォレットおよびライトコインウォレットをサポートすると発表していた。

 加えて、SUNACRIPはウェブサイトを改良し、ビットコインとアルトコインの価格表を追加し、また、政府が承認しており、リアルタイムで暗号資産間と暗号資産と法定通貨の間の価格計算を可能にするアプリであるペトロ・カルキュレーターをリンクさせると述べている。

 SUNACRIPのトップを務めるホセリート・ラミレス氏はニコラス・マドゥロ大統領が推し進める暗号資産の力を利用した経済戦略である「クリプトノミクス」の主要な設計者の一人である。6月に報道されたように、米国はラミレス氏に対して500万米ドルの懸賞金をかけており、ラミレス氏を「麻薬界の複数の主要人物と政治的、社会的、経済的なつながりがあると考えられる」と訴えている。

 一方で、先日報道されたように、コインベースが保有し、暗号資産ウォレットを提供する企業であるザポはベネズエラから脱出する企業の最新の例となった。そのすぐ前には、米国がベネズエラへの制裁を強める中で、ピアツーピアの暗号資産取引プラットフォームであるPaxfulがベネズエラを離れていた。また、9月のベネズエラからの報道は、ベネズエラ政府が米国に拠点を置く大手暗号資産交換所であるコインベースへのアクセスを遮断したと伝えていた。しかし、ピアツーピアの取引プラットフォームであるローカルビットコインはベネズエラを離れる「計画は一切ない」と述べている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/venezuela-unveils-state-run-bitcoin-litecoin-and-dash-exchan-8216.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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