ビットコイン、「過去最大のブレイクアウト」が予想される3つ理由

89912421_m.jpg

 ビットコイン(BTC)が20年の最高値に達し、1BTC=1万4000ドルに近づいているが、「急上昇の寸前」にあるという。暗号資産(仮想通貨)分析企業コインメトリックスは、ブレイクアウトが予想される3つの理由を明かした。

 過去24時間で、ビットコインは18年1月以降で最大水準の1BTC=1万3800ドルを超えたのち、再び1万3000ドル以下まで下落した。UTC(協定世界時)28日15時59分では1万3116ドルまで回復している。ビットコインのボラティリティ(変動率)は全く驚くべきものではないが、「いつもとは違う何か」ことが起きているとコインメトリックスチームが最新のレポートで述べた。

 「3月の暗号資産相場暴落以降、ビットコインは過去の強気相場でも見たことのない調子で成長している。オンチェーンのファンダメンタルズ(基礎的条件)が過去最大のブレイクアウト寸前である可能性を示している」

 同社は、主張を裏付ける3つの根拠を明かした。

●1、金・ドルとの相互関係と長期保有の増加

 通常は金とドル両方に対して低い相関性を持つビットコインであったが、ブラックサーズデーとして知られている3月12日の大暴落の後その関係性に変化が生じた。レポートによると、ビットコインの金との相関はほぼ過去最大まで高まり、ドルとの相関は過去最低まで低下した。

 オンチェーンのデータを見ると、価格が上昇する一方、3月12日以降でビットコイン保有が増加していることがわかる。つまり、「金と同様にビットコインを価値の保存とする利用手段が増加している」ことを示している。10月25日時点で、ビットコインの全供給量の62.5%が少なくとも1年間保有されていた。過去最高に近い割合である。

 ビットコイン流通速度(供給量のうちの平均単位が過去1年間で移行された回数を測定する)は11年以降最低水準にある。つまり「ビットコインが交換手段ではなく、価値の保存として利用されている傾向」を示している。

●2、保有者数が過去最大に

 前述の議論に続き、レポートには「過去最大レベルで保有者数が増加している」とある。100ドル以上相当のビットコインを保有するアドレス数は、10月22日過去最高の974万に達した。ビットコインの長期的な発展に向けて明るい兆候であるとコインメトリックスは述べた。

 「鍵管理をしていないのであれば、あなたのお金ではない」と古くから言われるが、ビットコインの供給量が中央集権型取引所から移行されている状況を見ると、自身の通貨は自身で管理したいと望む保有者が増えていると考えられる。

●3、ビットコイン供給インフレの低下

 5月に3回目を迎えたばかりのビットコイン半減期を考慮に入れた場合は特に、供給量が縮小していることがわかる。

 「歴史的に見て、ビットコイン価格は各半減期から1年半年以内に局所的なピークに達している」とコインメトリックスは述べる。「保有活動の増加と、過去6か月以内に半減期があったことなど、あらゆる兆候がビットコインが急上昇寸前であることを示している」

●大口投資家主導の相場上昇

 ブルームバーグによると、コインメトリックス共同創設者のニック・カーター氏は、「個人投資家の集まりではなく、大口保有者が大きく関わり相場上昇が起きている可能性が高い」と伝えた。

 ペイパルが暗号資産の取り扱いを開始、スクエアとマイクロストラテジーがビットコインへの投資を行ったという報道があった後、この傾向が始まった。

 コインメトリックスが毎週掲載するステート・オブ・ネットワークのレポートによると、ビットコインの取引手数料が急上昇、82.5%まで増加した。「10月22日、ビットコインの平均取引手数料は6.35ドルに高騰、イーサリアム(ETH)の平均手数料1.69を上回った。DeFi(分散型金融)ブームにより、イーサリアムの平均取引手数料は9月のほとんどのビットコイン手数料より高くなっていたが、「ビットコインの勢いが再燃している」ようだ。

 一方、ビットコインの強気投資家は最近の上昇から、ビットコインの現状と将来に対して楽観的な意見を共有している。例えばリアルビジョングループのCEO(最高経営責任者)ラウル・パル氏は、ビットコインを「銀、金、銀行、担保、商品など周囲にあるものすべてを吸い上げ破壊する超巨大なブラックホール」と表現した。パル氏は「この表現は、今後18カ月においては共有されていくだろう」と加えた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/3-reasons-why-bitcoin-might-be-poised-for-biggest-breakout-y-8132.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて