SBI、スイスの暗号資産銀行と提携し、ファンド立ち上げへ

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 日本の金融大手でリップルのパートナー会社であるSBIホールディングスは、スイスの暗号資産(仮想通貨)銀行シグナムと共に非上場証券ファンドを立ち上げる予定だ。SBIはヨーロッパとアジアの投資家をターゲットにしようとしている。

 日本経済新聞による報道およびSBIとシグナムによるプレスリリースによれば、両社は「21年までに最大6630万ドル」の調達を目指すとともに、スタートアップ企業への金融支援、および企業のSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)への資金提供を予定しているようだ。

 両社の発表によれば、両社はファンドの持分を「トークン化」することを予定しており、「将来的に」両社は「STOを通して市場から直接資金調達を行う」ことを目指しているようだ。

 両社の主張によれば、ファンドは「金融とDLT(分散型台帳技術)に関わり、エンタープライズ・ソリューションと革新的なIT(情報技術)を有するアーリーステージの有望なスタートアップ」を投資対象とし、中でも「東南アジアとヨーロッパ地域」に拠点を置く企業を主に扱うことになる。

 シグナムは「スイスで銀行業と証券取引の免許」を持つとともに「シンガポールでも資産管理会社として資本市場サービス免許」を取得していると主張している。また、同社が運営する「デジタル資産銀行」であるシグナム銀行グループは、スイスの規制当局である金融市場監督機構から営業許可を与えられている。

 SBIとリップルのジョイントベンチャーであるSBIリップルアジアも同じく東南アジア地域で活動している。またSBIは、多くの主要暗号資産会社や証券会社とともに、本国の日本においてSTO取引プラットフォームの立ち上げを推し進めている。

 SBIはセキュリティトークンを用いることで、同社が「投資家と企業・発行体との架け橋となる」「デジタルアセット関連事業の拡大」に取り組むとしている。

 SBIは、20年初めにイギリスの暗号資産流動性提供会社B2C2の少数株主権を取得した3000万ドル相当の契約に続き、今回の契約によってヨーロッパでの存在感をさらに強めると思われる。

 B2C2は前述の契約の後、「暗号資産とその他の資産クラスの両方で、全面的なプライムブローカー業務を立ち上げる」予定だと述べていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/sbi-teams-up-with-swiss-cryptobank-for-usd-66m-unlisted-stoc-7906.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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