ビットコイン北米で最強、アジアはステーブルコイン、アルトコインにオープン

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 最大の暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)は、北米の暗号資産ユーザーの間で強固な立ち位置にあるが、アジアではステーブルコインやアルトコインがより注目を集めていると暗号資産分析企業チェーンアリシスの新しい報告書に示されている。

 報告書によれば、北米の暗号資産送金額の72%をBTCが占めているが、ステーブルコインは総額の17%、他のアルトコインは11%となっている。一方、東アジア市場の暗号資産送金額の51%をBTC、33%をステーブルコイン、16%を他のアルトコインが占めている。

 西東の違いの説明として、東アジアは「プロのトレーダーに支配されている」とチェーンアリシスは話す。さらに、「BTCに焦点を当て、長期間保有する」傾向のある北米のプロのトレーダーと比較すると、東アジアのトレーダーは「幅広い種類の資産の投機売買を行う」傾向があると書かれている。

 しかし、中央アジアと南アジアに関しては、海外からの送金水準が高いことと、変動しやすいインド・ルピーのような通貨からの逃避資金が流入しており、特にドル固定のステーブルコインへの需要を支えているとした。

 「現地の規制のため、ルピーをドルに直接交換するのは難しい一方、テザー(USDT)のようなステーブルコインはドルに簡単にアクセスでき、口座に貯める簡単な方法を与えてくれる」と報告書に記載されている。

 一方、東アジアに拠点のあるトレーダーは西洋のトレーダーよりも頻繁に取引しているようで、アジアに焦点を置いている取引所は、BTCの取引は「北米向けの取引よりも1.4-3.8倍」多いことを示していると報告書は付け加えた。

 また、東アジア市場のプロの暗号資産トレーダーの高い市場占有率が要因かもしれないが、買い持ちは北米や北西ヨーロッパでより使われる戦略であるとチェーンアリシスは記している。結果として、北米と北西ヨーロッパ拠点の暗号資産のアドレスは「東アジア拠点のアドレスよりはるかに残高が多い」と報告書に書かれている。

 さらに、「日々の利用者による草の根普及」をランク付けする世界暗号資産普及指数を挙げ、特にピアツーピア(P2P)プラットフォームが暗号資産の普及に重要な役割を果たしている発展途上国で草の根活動があり、暗号資産は現在「真に世界規模である」と示している。

 「インターネット利用者と(購買力平価の)1人当たりの数で比較されているP2P暗号資産活動の上位4カ国すべてが世界暗号資産普及指数の上位10位に入っており、上位4カ国すべてが発展途上国である」とチェーンアリシスは話している。

 報道されたように、指標の上位3位は大半の住民が金融活動の大部分を暗号資産に移動したと見なされているウクライナ、ロシア、ベネズエラである。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-strongest-in-north-america-asia-more-open-to-stablec-7743.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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