ベネズエラの暗号資産投資家、限られる取引方法に懸念

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 ベネズエラ国民が利用できる暗号資産(仮想通貨)トレーディングプラットフォームの選択の幅が徐々に狭まってきている。多くの投資家がツイッターを介し恐怖と困惑を示している。

 P2P(ピア・トゥ・ピア)暗号資産取引所パックスフルは14日、同国からの撤退を発表、ツイッターでは「OFAC(米国財務省外国資産管理室)の規制と措置」について言及した。OFACは米国財務省の組織だが、最近ベネズエラ国家やニコラス・マドゥロ政権と取引を行う企業に対して新たに一連の措置を講じた。

 この報道の数日前には、ベネズエラメディアとウェブユーザーが米国を拠点とする暗号資産取引所コインベースへのアクセスが困難になったと訴えていた。同取引所プラットフォームへのアクセスを制限する「インターネットサービスプロバイダの大半」を利用することができなくなったという。

 チェイナリシスによる9月の調査によると、ベネズエラ国民は、世界で3番目に多く暗号資産を選択している。しかし、同国の暗号資産ユーザーは現在、急成長を続ける暗号資産市場に政治的圧力による影響が及ぶのではないかと懸念を抱いている。

 ツイッターユーザーのクリスティナ・ルゴ氏はこう投稿した。

 「措置によって、インフレを回避するためにベネズエラ国民が利用できるプラットフォームが1つ減った」

 別のユーザーは、「今後どれほどの取引所が同じ道をたどるのか。パックスフルは私の知人の間でも広く利用されていた」と述べた。

 「また別の取引所ができるだろう」と、楽観的に考えるものもいる。

 また別の楽観主義者は、反抗的な発言を投稿した。

 「残念だが、デジタル発展が止まることはない」

 暗号資産ユーザーが移行できる暗号資産プラットフォームは他に存在する。Sunacrip(暗号資産および関連活動の監督機関)による承認を受けた7つの認可済号資産取引所に加え、多くの取引所が国内で稼働している。

 大手P2Pプラットフォームのローカルビットコインなどの取引所の人気は続いている。Coin.danceによると、同取引所ではボリバルでの取引高が9月1週目に過去最高を記録、ビットコイン(BTC)の取引高は安定している。

 国内フィンテック企業が最近、ステーブルコインよりもビットコインを優先して貯蓄に利用すると公表するなど、同国におけるビットコイン人気は続いているようだ。同社は、ビットコインの流動性と「規制面での利点」を考えると理想的な通貨だと主張している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/venezuelan-crypto-users-worried-as-trading-options-become-li-7711.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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