スシスワップがユニスワップから流動性を吸い上げ、AaveはDeFi市場トップに

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 スシスワップ(SUSHI)が数億ドルの引き出しと共に大手分散型取引所ユニスワップから独自の分散型取引所に完全移行した後、ユニスワップは首位から陥落、少なくとも現在は大手暗号資産(仮想通貨)リーティングプロトコルのAave(LEND)がトップに立っている。

 DeFiPulseによると、TVL(ロックされている暗号資産の合計額)は71億7000万ドルに増加、Aaveはユニスワップを上回った。ユニスワップは順位を1位から9位に落とすこととなった。AaveのTVLは10日現在15億3000万ドルだ。

 ユニスワップによると、24時間で流動性は70.6%低下、4億6750万ドルに減少した。DeFiPulseをみると、ユニスワップのTVLは、9日には14億4000万ドルだったが、現在は3億4800万ドルと、74%近く減少していることがわかる。それでもなお、スシスワップが誕生し、8月末に流行した以前の値よりは高くなっている。

 DeFiPulseはスシスワップを含んでいないため、統計に加えた場合、さらにスシスワップが成長し続けた場合は、総合的な数字と順位が変わる可能性がある。

 スシスワップの統計ダッシュボードをみると、現在流動性があるスシスワップは13億2000万ドル。10日の取引高は8100万ドルを記録した。

 UTC(協定世界時)10日8時23分、スシスワップはコインマーケットキャップで時価総額60位、1SUSHI=2.7ドルで取引されている。1日で10.5%上昇した。

 9日、スシスワップはユニスワップから独自のコミュニティーである分散型取引所プラットフォームへ完全移行した。暗号資産デリバティブ取引所FTXのCEO(最高経営責任者)であり、つい数日前同プロトコルの管理権限を引き継いだサム・バンクマンフリード氏が発表した。

 バンクマンフリード氏は、自らが行うテストを含む移行プロセスは数時間前に終了したとツイートした。「移行が完全に終了した時点で、スシスワップのステイカーに対する報酬が送られる」と同氏は加えた。また、ステーキングを続けていた場合、自動的にスシスワップに移行、参加していることになるという。「移行前にステーキングをやめた場合、ユニスワップに取り残され、報酬を受け取ることができなくなる」と同氏は述べた。

 バンクマンフリード氏はまた、指定されたリーダーによる過半数の承認を介して取引が行われる、複数の署名を必要とするガバナンスモデルへの移行を発表した。

 スシスワップは、Cryptosphereのショートライブで話題となったDeFi(分散型金融)市場の新たなプロジェクトで、「シェフ・ノミ氏」によってユニスワップのフォークとして2週間前に設立された。その後バンクマンフリード氏に権限を引き継ぐまでに、価値の大幅上昇、シェフ氏によるスシスワップの流動性プールから1300万ドルを吸い上げた問題が話題となっていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/as-sushiswap-drains-liquidity-from-uniswap-aave-leads-in-def-7671.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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