deVereグループCEO、「米大統領選とドル安がBTC価格押し上げ」と指摘

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 財務顧問とフィンテックを手掛ける団体、deVereグループのCEO(最高経営責任者)であるナイジェル・グリーン氏は「2020年はビットコイン(BTC)のブレイクアウトの年だったと歴史に刻まれるだろう」と述べた。アナリストである同氏は、11月に迫った米国大統領選挙と弱体化するドルによってBTC価格が高騰するだろうとした。

 Finboldの記事で、グリーン氏は「20年の残りの期間、世界最大の暗号資産(仮想通貨)は米大統領選とドルの弱体化からさらなる刺激を受けるだろう。両者は強力な価格上昇要因になるだろう」と述べた。

 グリーン氏が指摘したとおり、BTC価格は20年に(現在価格に基づき)60%値上がりしており、新型コロナウイルスのパンデミックが不確実性を煽る中、最も高いパフォーマンスを上げた独立資産の1つとなっている。彼は既に2年間にわたりドルの価値を押し下げてきたこの不確実性が、11月の大統領選によってさらに悪化するだろうと考えている。

 彼は投資家が不確実性のさなかで「BTCや金のような、安全資産の中でもとりわけ特定の国に結びついていない資産を買い進めるだろう」と述べた。それだけではなく「世界がハイテク革命によって動かされるようになると、BTCが長年保たれていた頂点の座を金から奪う可能性もある」

 グリーン氏は持続的な「ヘリコプターマネーの歴史的増刷」がドルのインフレとそれに続く価値損失の原因であると特定している。キャッスル・アイランド・ベンチャーズの共同創業者であるニック・カーター氏のような暗号資産界の住人によれば、BTCのサプライに不必要な調整を加えることは不可能であることから、今日のドルが直面しているようなインフレの恐怖は排除されているという。

 BTCとデジタル通貨の強気の値動きを促進している法定通貨は、おそらく米ドルだけではない。トルコでは多くの市民が、リラの価値低下に絶えず悩まされているために、可能性ある代替手段としてBTCを受け入れたと見られている。

 BTCの投資と研究を手掛ける会社Ryzeの共同創業者であるアバイ・アルニ氏が報じているように、大手暗号資産取引所のBtcTurkは20年に100万人近くの登録者を得ており、月間アクティブユーザーは約10万人に及ぶ。

 同氏は、18年9月から19年6月にかけて中央銀行が取った行動を受けてトルコリラは値上がりしていたが、現在の記録的安値によって、アナリストたちはリラの価値を支えるためにトルコの中央銀行が保有している準備高が枯渇しつつあるとしており、このことは「危機一歩手前のショックである」と述べている。

 さらに、OKExのCEOジェイ・ハオ氏は、米国などの外国政府との関係悪化や、流動性準備金の枯渇を避けるための中央銀行による一連の施策の中、トルコ経済的苦境は深まっていると記した。そのため、トルコ政府は外部の資源に頼ることなく自国の経済を救うために、若い世代にブロックチェーン研究とハイテクを基盤としたビジネスを支援することを奨励している。

 BTC価格は執筆時点(協定世界時14時20分)で1BTC=11423ドルだ。過去24時間で価値は3%下落し、1週間では5.5%下落している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/us-election-weakening-usd-will-fuel-bitcoin-price-devere-gro-7518.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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