ロシアのエクスポバンク、初の暗号資産担保ローン発売

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 ロシアの銀行エクスポバンクは、国内初の暗号資産(仮想通貨)担保ローンを発売した。同国では決済手段としてトークンを利用することを禁止する新たな法律が導入されたばかりだった。

 Kommersantの報道によると、ロシアのブロックチェーン企業ウェーブスが発行するトークンを担保に融資が行われた。

 同メディアによると、エクスポバンク法務部長Tanzila Yandieva氏は「この取引は法律や金融活動を行うコミュニティにとっての前例となる」述べているという。

 同銀行はエスクロー(第三者が決済取引を行う仕組み)契約を利用したと伝えている。デジタル資産を保証金として資産を譲渡するにあたり、債権者に対する義務を果たすには最善で最速の方法であると加えた。

 Kommersantによると、取引に協力した法律事務所EDRは、暗号資産は「その他資産がもつ定義に当てはまらない」ため、法律上は「人権によって保護されているもの」としてみなすことができると指摘している。

 同銀行は、Taxology法律事務所の共同経営者であるUspenskyと同一人物と考えられる「実業家Mikhail Unspensky」に融資を行ったと述べている。

 Unspenskyは、トークンを売る予定は当分ないため、保管したままにするのではなく、その特性を生かすために活用することに決めたと話しているという。

 このローン契約に関わった法律専門家は次のように話した。

 「ウェーブスのトークンはロシアで合法的に利用することができる。同国では決済に関与しないトークンの流通には制限がない」。

 ウェーブスのネイティブトークンであるウェーブス(WAVES)は前週に100%以上急騰。一方、ロシアの立案者アナトリー・アクサーコフ氏は「デジタル通貨をルーブルと同等の決済手段として承認すれば、金融システムの崩壊が起きる」と述べた。ロシアでは7月、初となる暗号資産関連法が承認されており、同法案は21年1月までに導入される。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/russia-s-expobank-bank-issues-country-s-first-crypto-collate-7471.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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