デリバティブ取引所のBybit、ユニセフへ最大10BTCの寄付を宣言

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 暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所Bybitはビットコイン(BTC)を利用し、新型コロナウイルス救援金として最大10BTCの寄付を行うことを宣言した。この慈善行為は、寄付金の受け取り団体となるユニセフが行う人道的活動への支援の一環であるが、WSOT(ワールド・シリーズ・オブ・トレーディング)の注目度もさらに高めることにもなるだろう。

 近日開催されるWSOTは、他のトレーディングイベントが目立たなくなるような200BTCの賞金の発表、参加するトレーダーについての噂が広まるなど、業界内で大きな話題となっている。8月にプロのポーカープレーヤー、FX(外国為替)専門家、主要暗号資産トレーダーが220万ドル(30日時点の価格)の賞金の獲得をめぐり競い合う。救済金に賞金総額の5%を寄付するというBybitの決断は取引所のCSR(企業の社会的責任)への献身を示すことになる。この取り組みは業界内で慈善運動を行うために広まっているトレンドの1つである。

 「新型コロナウイルスの感染拡大は世界中で大きな影響を与え続けている。二次的影響は世界の未来といえる脆弱な子供たちにも及んでいる」とBybitのCEO(最高経営責任者)のベン・シュウ氏は話した。彼は「学校閉鎖、不適切なケアや、食糧、衛生設備の供給、医療資源の不足によって状況は悪化する。我々Bybitには未来を守るために行われている活動を支援する義務があると考えている」と加えた。

●ビットコインの過去最大トレーディングイベントの開催が近づく

 暗号資産業界が経験してこともないようなイベントとして、BybitのWSOTへの期待が高まっている。最も有名なものとしてはワールドシリーズオブポーカーなど、この手の最大規模イベントは他の業界では一般的であるが、BybitのWSOTは当業界では最初のイベントとなる。当イベントはポーカー業界からインスピレーションを受けたBybitが19年に開催した先駆けとなる大会で、7000人の参加者を集めたBTC Brawlを基に構想されている。

 WSOTへの事前登録はすでに終了、すでに8000人の申し込みがあった。残りすべての申込者に対しての本登録は現在受け付けている。本大会は参加に必要となるデポジットに制限はなく、結果は各トレーダーがこれまでに蓄積した収益に対しての損失割合によって決定される。賞金を受け取らない参加者はイベント開催中に獲得可能な手数料20%オフの特典を受けることができる。イベントは8月10日に開催される。

●暗号資産のチャリティへの貢献

 恵まれていない人々の手助けとなるものを提供しつつ、世界での存在感を高めるために暗号資産関連企業、特に取引所は積極的に慈善運動への寄付を行っている。バイナンスチャリティ財団はCrypto Against COVIDを開催、新型コロナウイルスの影響に打ち勝つために自ら努力をしている。また暗号資産コミュニティでは、提供可能な通貨と支援目的を持つトレーダーがGiveSafelyのようなプロジェクトに関心を示している。このプロジェクトはアーダー(ARDR)ブロックチェーンで運営され、暗号資産を利用して様々な団体に慈善寄付を行うことができる。

 Bybitはシンガポールを拠点とし、ビットコインとイーサリアム(ETH)のデリバティブ取引を行う取引所として18年3月に大きく注目されることなく設立されたが、それ以降大きな成長を遂げてきた。市場シェアが上昇したことで、主導権を握る計画もいくつか存在する。20年はトレーダーのための相互保険基金の導入、テザー(USDT)の無期限型先物契約の開始、WSOTの発表など実りの多い年となった。

 「Bybitとパートナーを組み、新型コロナウイルスに影響を受けた子どもたちのより良い生活形態を追求するためには素晴らしい機会となる」とユニセフ・ニュージーランド事務局長のヴィヴィアン・メイダボーン氏は述べた。彼女は「このような前代未聞の世界危機の中、寛大にもビットコインによる寄付を行うBybitとトレーダーに感謝している」と加えた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://nulltx.com/bybit-pledges-up-to-10-btc-charitable-donation-from-wsot-prize-pool-to-unicef/

This story originally appeared on NULLTX.

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