現物取引高の「信頼性」を測る審査、13の取引所が合格

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 暗号資産(仮想通貨)市場分析企業コインメトリックスの最新の指標によると、審査対象となった半数以上の暗号資産取引所が「信頼できる」現物取引高に関する基準を合格したという。1つの取引所はすべての審査基準を満たすことができなかった。

 コインメトリックスは、合法的な取引高と虚偽の取引高を区別しやすくするために「信頼できる取引高」指標を開発した。各取引所は3つの分野についての審査が行われた。3分野とは、取引高の相関関係、ウェブサイトへのアクセス量分析、質的特性で、指標に基づいた信頼できる取引高として認められるためにはこの3分野で基準を満たさなければいけないと同社はいう。

 28日のレポートによると、20年6月時点では現物取引高について「信頼できる」とされた取引所にはバイナンス、バイナンスUS、ビットバンク、ビットフィネックス、ビットフライヤー、ビットスタンプ、ビットトレックス、CEX.IO、コインベース、ゲート、ジェミニ、itBit、クラーケン、ポロニエックスの14のプラットフォームが含まれる。

 しかし、大手取引所OKExは審査の対象となった26のプラットフォームの中で唯一3分野すべての基準を満たすことができなかった。取引高の相関関係では76%(合格点80%)、質的特性は50%(合格点50%)、アクセス量分析の分野では最低値にも達していなかった。

 1つの分野のみ合格となった取引所は、ビボックス(取引高の相関関係)、HitBTC(質的特性)、エルバンク(質的特性)、ZB.COM(ウェブアクセス量分析)の4つだった。

 リストにある残り7つの取引所は、表にある通りそれぞれ2つの分野を合格した。

 レポートによると、当リストは定期的に改正される予定で、デリバティブプラットフォームのFTX(取引高相関関係分野の基準を満たさなかった取引所)などいくつかの取引所はすでに、「6月末以降現物資産の上場をさらに幅広く進め、取引高の相関関係についての審査におけるパフォーマンスを向上した」という。

 一方、暗号資産市場データ提供企業CryptoCompareがまとめた取引所ベンチマーク(AAからEの評価を付ける)に基づくと、ジェミニとコインベースのみがAAで、その他9つの取引所はAの評価を得た。

 コインメトリックスが作成する「より優れている」取引所が挙げられているリストを見ると、多くはCryptoCompareからAAあるいはAの評価を得ている。バイナンスUSとゲートはB、ビットバンクとビットトレックス、ポロニエックスはそれぞれBBの評価がついている。

 審査を通らなかったOKExはBBの評価を得ている。

 同社による7月のレポートには、多くの上層位取引所において6月の取引高は5月と比較して平均35%減少したとある。

 「その他上位層の取引所と比べると、6月の取引高に関してはバイナンスとOKExが首位を維持。現在上位15の上位層取引所のうち、取引高の約4分の3を占めている」とレポートにある。

 さらに、取引高は上位層と下位層の両方で「大幅に」減少している。それぞれマイナス36%で1170億ドル、マイナス53%で4660億ドルまで減少した。

 レポートによるとバイナンスは6月の取引高に関して最大手の取引所だったというが、取引高は418億ドルだった。次にOKExの406億ドル、コインベースの68億6000万ドルが続いた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/13-exchanges-pass-the-new-trusted-spot-volume-tests-7265.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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