ステーブルコインの王様テザー、規制により不確実性に直面

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 幅広く使用されているにもかかわらず、政府が調査規制当局を設置するに当たり、ステーブルコイン、特にテザー(USDT)は不確かな未来に直面するかもしれないと暗号資産(仮想通貨)のリサーチを手掛けるコインメトリックスの新しい報告書に書かれている。

 最も人気のあるステーブルコインUSDTは20年、政府規制当局の調査を多く受けている。IFATF(国際マネーロンダリングに関する金融活動作業部会)が、マネーロンダリングやテロの資金調達を防ぐために、ステーブルコインは関連する規制に従う必要があると先週話したことで、さらに強化されている。

 コインメトリックスによれば、規制当局の取り締まりの強化は、取引所から店頭取引(OTC取引)、ステーブルコイン発行者まですべてが規制遵守のため、本人確認(KYC)を実施しなければならないことを意味している。

 したがって、世界的に規制遵守に焦点を当てることは、「USDTの供給増加に貢献してきたOTC取引や裁定取引に水を差すことになるだろう」とコインメトリックスは警告し、コインベースに支持されているUSDコイン(USDC)や近々発表されるフェイスブックのリブラ(Libra)のような競合ステーブルコインにとって有益になるだろうと付け加えた。

 「暗号資産が成長するにつれて、ステーブルコインも成長するだろう」と報告書に書かれており、ステーブルコインは、送金や海外決済のような分野での大規模な暗号資産の使用にとって「当然の候補者」であると述べている。

 報告されたように、ステーブルコインの供給は20年に激増。すべての理由はまだ判明していないが、3月12日の暗号資産暗黒の木曜日でトレーダーがステーブルコインの安全性に飛びついたことが、供給の増加に繋がる大きな役割を果たした。

 「暴落後2週間以内に、イーサリアム(ETH)ネットワークで8億のUSDTが新しく発行された」と報告書は記載している。20年初頭には7億4000万のUSDT発行に2カ月以上かかったと付け加えている。

 そして、以前と変わらず、暗黒の木曜日以降も情勢はUSDTに完全に支配されているようだ。

 「他のステーブルコインの供給も増加しているが、2、3億未満に留まっている。USDTは再び大きな差をつけて先を進んでいる」と報告書は述べている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/king-of-stablecoins-tether-faces-regulatory-uncertainties-re-7134.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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