デジタル人民元、アップル出資のDidi連携で実用化実験へ

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 中国のデジタル人民元のローンチは、国内で新たに中央銀行が運営するトークンの実用化実験にライドシェア企業が関与するという報道がされた後、公式発表に向けて少しずつ前進しているようだ。

 8日のBeijing Businessとブルームバーグによると、中国人民銀行(中央銀行)によるデジタル通貨は、「スマートトラベル」というプラットフォームの中でデジタル人民元に使用するアプリを検討するため、滴滴出行(Didi Chuxing)と「戦略的協定」を結んだ。

 滴滴出行は急成長しているライドシェアプラットフォームや、旅行会社、自動運転事業を運営している。人民銀はライドシェアプラットフォームでデジタル人民元の導入実験をする予定のようだ。デジタル人民元が5月、テストベッドとなる地域における公共交通機関路線内での実用化実験を開始したという報道を思い出す人もいるだろう。

 IT(情報技術)専門レポーターのZheping Huang氏は、「滴滴出行の中国への宣伝内容では『ユースケースを検討中』とだけ漠然と述べられている」と伝えた。

 しかし、デジタル通貨関連事項で人民銀との提携が承認されることは、中国のビジネス界においては非常に珍しいことだ。信頼性の高い中国の情報筋は、テンセントやアリババのような企業は人民銀とデジタル人民元に関しての取り組みを行っていると広く考えられているとすでに報じている。

 ブルームバーグのレポートは、「この件については聞き覚えがある」というある情報筋の言葉を引用し、デジタル人民元の実験は滴滴出行の配車プラットフォーム上で行われるだろうと述べている。

 Huang氏は述べる。

 「機能の公式発表の日程など、具体的な内容はまだ明らかにされていない」

 滴滴出向の資金支援者には、アップルやソフトバンクなどの大企業があるが、6月に30年までに100万台以上の自動運転車を導入する計画を発表している。

 Huang氏は結論付ける。

 「滴滴出行は現在テンセントとアリババが出資するアントグループの決済ツールを採用している。そのため、デジタル人民元導入実験のためのふさわしい候補企業である考えられているのであろう」

 あるコンサルティング企業はツイッターで滴滴出行の動きは世界初になると述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/digital-yuan-set-for-real-world-ride-sharing-pilot-with-appl-7053.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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