暗号資産の市場センチメントは7日間で変化なし、1日では下落

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 先週の大幅下落の後、暗号資産(仮想通貨)市場のセンチメント(市場心理)指数であるセントスコアは過去7日間でほとんど変動しなかった。暗号資産市場センチメント分析ツールを提供するオーメニックスによれば、上位10の暗号資産についてセントスコアの7日移動平均を総合した値は、先週報じた4.97からやや下落して今回4.92となった。

 ただし、先週や先々週とは異なり、過去7日間では幾つかの暗号資産がプラスとなっていた。10のうち5つの暗号資産では、0.8%から6.5%の範囲でセントスコアが上昇した。ポジティブゾーン(スコア6以上)にあるのはやはりビットコイン(BTC)だけだ。BTCのスコアは6.1から6.3に上昇し、今週上昇が見られた暗号資産のひとつとなった。一方、5から5.9の範囲に入った暗号資産はイーサリアム(ETH)とカルダノ(ADA)の2つだけで、1つの暗号資産が今週ネガティブゾーン(スコア4未満)に滑り落ちた。イオス(EOS)だ。

 過去24時間だけをみると、上位10の暗号資産について平均セントスコアの総合値は22日の4.97から4.51に下落している。テザー(USDT)とADAの2つがプラスである一方、ADAはETHよりも高いスコアをとり、この2つはスコア5.6のBTCとともにニュートラルゾーン(スコア4以上6未満)に入っている。またXRP(XRP)とビットコインキャッシュ(BCH)の方も、EOSと同じネガティブゾーンに入った。

 今週の勝者はセントスコアが6.5%上昇したライトコイン(LTC)で、次点は3.6%上昇したBTCだ。これら2つが勝者(または敗者)のカテゴリーに入ることはしばらくなかった。BTCはファンダメンタルズでめったにない高スコアである9.6をとり、次にニュースの6.1が続いた。ソーシャルとテクニカルはそれぞれ4.9だったが、バズはわずか3.3だった。LTCはニュースでポジティブスコアの7をとり、ソーシャルとファンダメンタルズでニュートラルスコアの5.8と4.3、またバズとテクニカルではネガティブスコアの3.1と2.7をとった。

 最も大きくスコアを落とした暗号資産はEOSとXRPでそれぞれマイナス9.4%とマイナス8.6%だった。EOSはニュースで5.7、ソーシャルとバズでそれぞれで4.3、またファンダメンタルズでは2.7、テクニカルでは2.6をとった。一方、XRPの最高スコアも同じくニュースの5.5で、それに僅差でソーシャルの5.1が続いた。ファンダメンタルズでは4.6、バズでは3.2、テクニカルは2.4だった。

 オーメニックスのリストにある他の29の暗号資産を見ると、先週と比較した場合分かりやすい。大半の暗号資産はプラスで、4つはポジティブゾーンにある。チェーンリンク(LINK)、オントロジー(ONT)、トゥルーUSD(TUSD)、ヴィーチェーン(VET)はそれぞれ、初め3つがスコア6で、最後は6.2だった。ネガティブゾーンに入る暗号資産はなかった。

 ●調査手法

 オーメニックスは独自のアルゴリズムに基づき、ニュース、ソーシャルメディア、テクニカル分析、拡散されたトレンド、仮想通貨のファンダメンタルズを集計したセントスコアによって市場のセンチメントを計測している。

 同社は自社のウェブサイトで「オーメニックスはトレンドになったニュース記事と、ソーシャルメディアで拡散された投稿をオールインワンのデータプラットフォームに集約。そこでコンテンツのセンチメントが分析できる」と説明している。加えて、「オーメニックスはニュースとソーシャルメディアに基づく2種のセンチメント指標と、テクニカル分析、仮想通貨のファンダメンタルズ、バズによる追加の縦軸3種を組み合わせて、各仮想通貨の見通しを知らせる値であるセントスコアを生成している」と付け加えられている。現在、同社は39の仮想通貨を評価している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/crypto-market-sentiment-unchanged-in-7-days-drops-in-a-day-6972.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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