タイ当局、麻薬資金捜査で暗号資産を追跡

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 AFP通信の最新の報道によると、タイ当局は金売買店から石油会社、建設会社、そして暗号資産(仮想通貨)に至るまですべての資金経路を追跡し、同国に潜む麻薬組織を追い詰める決意であるという。

 報道によると、最近麻薬を扱う巨大犯罪組織の壊滅があったことで、警察はいかなる手段を使ってでもこの壊滅の裏で糸を引く組織を追い詰めることを決断した。崩壊した組織は同国の様々な業界を介して数千万ドルの資金洗浄を行ったと言われている。

 記事では、「すべてが薬物関連ではないかもしれないが、我々は1700億バーツ(54億ドル)の不定期的な資金移動を確認している。」とタイの司法大臣の発言が引用されている。さらに「しかし少なくとも120億バーツ(3億8800万ドル)が麻薬関連資金であると確信している。麻薬資金は金、亜鉛、鋼棒、石油に変えられる」と付け加える。

 記事によるとタイ当局は、暗号資産で保有され、しばしば建設や金売買店のような伝統的産業を介して資金洗浄される麻薬資金を標的にすることで、「事態を変える」準備ができているという。

 AFPはさらにこう述べる。

 「莫大な資金を生み出し、暗号資産の二次的な経済圏、高級車、高価な海外資産を動かしているのは、薬物生産、不法取引、資金洗浄のサイクルである。」

 タイでは数百万人が薬物関連で逮捕されているにもかかわらず、記事では東南アジアの麻薬組織の幹部は一向に現れることはなく、仲介人と「複雑な資金洗浄計画」に隠れて身を潜めていると書かれている。

 記事によると、幹部は一斉摘発を経たのち、増産と賄賂を利用した問題解決によって、さらに力をつけて現れることが多いという。また、タイ北部、ラオス、中国、ミャンマーが接する地域で、しばしば武装組織が防護する「黄金の三角地帯」を麻薬生産のホットスポットとして言及している。

 AFPによると、最近の麻薬犯罪組織の壊滅に関与したとして1人のタイ国籍の女性が拘留されているという。警察は彼女が「金売買店や建設企業を利用し、国中で麻薬取引を操作していた」と断言している。

 報道によるとタイ当局は、この摘発後の資金追跡について、DEA(麻薬取締局)と協力し捜査しているという。しかし報道では、連携捜査に暗号資産関連の捜査が含まれているかどうかは明らかにされていない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/thai-authorities-go-after-crypto-in-search-for-drug-money-6960.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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