BC競争における中国の優勢、米国へ大打撃となり得るーリップル会長

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 リップルの会長兼共同創業者であるクリス・ラーセン氏は、米政府に向けブロックチェーン(BC)事業にさらに積極的に取り組むよう呼び掛けた。同氏は、米国は市場で後れを取っていること、金融のデジタル化競争において中国にリードを許していることを指摘した。

 リップルのユーチューブチャンネルで公開されているウォール・ストリート・ジャーナル記者ポール・ビニャ氏とのビデオ対談にて、ラーセン氏は北京がブロックチェーンの発展において「かなり先を進んでいる」との見解を述べ、ワシントンは出遅れていると話した。

 彼は、中国が明らかに決済やブロックチェーンを含むテクノロジーへの費用として14兆ドルを費やす方針であるという現実に目を向けなければならないと述べた。

 彼はまた、近年の米国の規制政策はかえって中国が優位に立つ手助けになっていると加えた。

 規制当局は、禁止されるべきであった「不適切なICO(新規暗号資産発行による資金調達)」にうまく対応したと述べた。

 しかし彼はこう指摘した。

 「(米規制当局は)それらを効果的に規制した。我々は勝利したのだ。今我々は「中国とどのように争うか。どのように持ちこたえるのか。実は今までは、米規制当局は事実上中国マイナー(採掘者)が管理している2つのプロトコルについて、正式に明確性を持たせたことで中国に協力したことになった。その2つとは、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)のことである。これは誤りだった。」

 彼はまた、米規制当局はむしろ「米国とその同盟国にとってさらに有利となる技術」に力を入れるべきだという。

 彼は、ブロックチェーン分野において中国が勢力を得ることを助長している状況は「最悪の結果」をもたらす可能性があると警告した。

 「中国が次世代の金融システムにおいて主導権を握ることになる場合、影響力のある事態がいくつか生じるだろう。米国の支配力や、凍結あるいは抑制されるかもしれない米国の銀行への同盟国の支払い能力に大きな打撃を与える事態などだ。」

 彼は、「中国での社会的信用スコアが低い米国企業は、新たに確立される(中国の)インフラによって差し止められる可能性さえある」と加えた。

 最近のレポートによると、中国企業の約70%がブロックチェーン技術に多額の予算を費やすことを望んでいるという。さらには中国政府はデジタル人民元構想の促進に積極的だ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/ripple-chief-us-risks-chaos-by-letting-china-win-blockchain-6945.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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