SEC委員長交代でビットコインETFが「可能性大」との声

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 暗号資産(仮想通貨)起業家のマイク・ノヴォグラッツ氏は、これから起こるであろうSEC(米国証券取引委員会)のトップ交代によって、ビットコイン(BTC)のETF(上場投資信託)が認可される可能性が「より大きくなる」だろうと述べている。

 暗号資産界隈は、規制する側の世界で起こっている出来事に再び目を向けている。SECのトップ交代が最初に大衆の注目を集めたのは、19日、トランプ米大統領がニューヨーク州南部地区の次期連邦検事として、現職のSEC委員長ジェイ・クレイトン氏を指名してからだった。

 クレイトン氏が過去数年間に渡ってBTCのETFに関する様々な提案に対してとってきた強硬姿勢を考えると、暗号資産に対してより開かれたアプローチを取る新しいSEC委員長の就任が期待されることに暗号資産コミュニティが興奮したとしても驚くべきことではない。

 ギャラクシー・デジタルの創業者マイク・ノヴォグラッツ氏は、22日夜CNBCの番組に出演し、予想されるジェイ・クレイトン氏のSEC委員長退任がなぜ暗号資産にとって素晴らしいニュースとなるのか彼の考えを説明した。クレイトン氏は「暗号資産の課題に対応したくなかった」とノヴォグラッツ氏は言う。

 ノヴォグラッツ氏は続けて「私たち暗号資産業界の人間は、もう少し乗り気で、もう少し積極的で、もう少し前向きな人物を望んできた」と述べた。

 銀行家から暗号資産起業家に転身した彼はこの後、委員長にふさわしいと思われる人物として、コミュニティでは暗号資産に対する肯定的な態度から「暗号資産の母」とも呼ばれているSEC委員ヘスター・パース氏をはじめとした数名の名前を挙げた。

 インタビューの中で、ノヴォグラッツ氏は米国が中国やその他の国のフィールドで技術的進歩に後塵を拝さないよう、暗号資産に関して米国は「迅速に行動」する必要があると考えているとした。

 「私には、これからある程度の期間のうちに、実際に私たちが取引に使うものとして、ステーブルコイン、あるいはドルの暗号資産版が存在しないとはほぼ考えられない」と暗号資産起業家は述べた。加えて「今年は2020年だ」「中国での国内取引の93%は電子的に行われている」とも指摘した。

 投資銀行出身の彼は3月初めにも、数日前に暗号資産市場の暴落(今は暗黒の木曜日と呼ばれている)があったにもかかわらず、これは高値で購入した人にとっては良くないことで、将来の新たな投資家を恐れさせるかもしれないが、資産クラスとしての暗号資産が終わるわけではないと述べていた。彼はまた、この暴落は暗号資産の導入が12カ月から18カ月遅れることを意味するとも述べていた。

 一方、以前報じたとおり、資産運用企業Bitwiseと報道機関ETFトレンズによる調査では、米国のファイナンシャル・アドバイザーたちはクライアントの資金を暗号資産のETFに投入することを切望していることが示された。このことは、BTCのETFが容易に購入できるようになれば、その後BTCの幅広い導入が進む可能性があることを暗示している。

 ただし、これも前に報じたとおり、20年のうちに米国の規制当局がBTCのETFを承認する可能性は小さい。しかし、中国に本社を置くアドバイザリー企業Sinoグローバル・キャピタルのCEO(最高経営責任者)マッシュー・グラハム氏は、いったん承認されれば、暗号資産のETFは業界に様々な利益をもたらすだろうと主張していた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/sec-leadership-shuffle-makes-bitcoin-etf-more-likely-novogra-6922.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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