ペイパルに関する噂がビットコイン上昇を助長、オンチェーン取引も急増

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 オンライン送金大手ペイパルが暗号資産(仮想通貨)を取り扱う可能性が取りざたされたことにより、ビットコイン(BTC)価格は22日、4%以上上昇した。

 ペイパルでの暗号資産の直接売買が可能になるというニュースが22日の市場反発の大きな要因となった可能性がある。結果としてビットコインと多くのアルトコインが上昇した。

 ブロックチェーンデータ企業グラスノードもこの価格変動に注目し、23日に過去24時間においてビットコインネットワーク上での取引量が「急激に増加した」と知らせた。

 22日夜に1BTC=9780ドルに達した後、UTC(協定世界時)23日9時23分時点、ビットコイン価格は過去24時間で1.76%上昇、1BTC=9611ドルで取引されている。前週から0.95%の上昇となった。

 匿名の情報提供者によれば、ペイパルが同社と同社の携帯決済アプリVenmoで暗号資産の売買サービスを提供する計画を立てているとしたことで、この噂はCryptoverseで広がり始めた。

 ペイパルによるブロックチェーン調査グループ設立の決定、新たに発足したインドのチェンナイを拠点とする暗号資産エンジニアチームなど、米国や海外への新たな事業展開が行われていることもあり、この憶測は現実味のあるものとなった。

 5月後半に掲載されたエンジニアの求人欄によると、ペイパルのインドを拠点とするエンジニアチームは「機敏性、開発期間、イノベーションを重視したペイパルグローバルのための新たなイニシアチブに対して責任を負うもの」であるという。

 しかし、暗号資産に対する企業の取り組みに関して一体何が行われるのか明らかにされていないままだ。

 すでに暗号資産を支持する企業であると考えられため、ペイパルがコインベースを含むある程度の暗号資産取引所からの資金引き出しにペイパルを利用する可能性はある。

 このペイパルの動向は、資金を暗号資産取引所に出入金するサービスを停止し、暗号資産トークンに対してより制限的な姿勢を取った競合トランスファーワイズの動きとは異なっている。「しかし銀行情報を用いてビットコインやその他暗号資産を取り扱うプラットフォームから自身の口座へ送金することができる」とトランスファーワイズのウェブサイトには記載されている。

 ペイパルのいわばより友好的とも呼べる歩み寄りにもかかわらず、同社はいまだ暗号資産に直接的な関与はしていない。

 23日朝、コメントを求めた際、ペイパルは直ちには応じなかった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/paypal-rumors-push-bitcoin-higher-as-on-chain-transactions-s-6917.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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