株式と「再融合」した「BTCの新世界」―資産マネージャー談

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 あるデジタル資産マネージャーによれば、ビットコイン(BTC)とS&P500は「再融合」している。彼はこのことが、市場に新たな常態をもたらすと主張している。

 BTCの支持者はこの有名なデジタル資産をしばしば無相関資産と呼ぶが、BTCが株式のような他の伝統的なリスク資産と本当に相関していないのかという議論は、暗号資産(仮想通貨)界隈では今なお盛んだ。

 今回、相関性について最新の主張を発したのは、カプリオール・インベストメントのデジタル資産マネージャーであるチャールズ・エドワーズ氏だ。彼は21日にツイッター上で、2つの市場は6月10日時点で「再融合」していると述べた。

 ただしエドワーズ氏は、BTCとS&P500の相関係数が史上最高となったことを示すチャートを共有しつつも、別のツイートでこのことは「伝統的ファンドマネージャーが牽引する、私たちが慣れねばならないBTCの新世界」を表していると述べた。

 エドワーズ氏はフォロワーに向けて次のように説明した。

 「過去6ヶ月間、伝統的投資家が圧倒的かつ無慈悲にBTC市場へと押し寄せてきた。伝統的なリスクオン・リスクオフの動きが、BTCとの1対1相関をもたらす事態に慣れておこう」

 エドワーズ氏のツイートから判断すると、同ファンドマネージャーは伝統的投資家が株式市場からBTCへと流れ込んできていることから考えて、株式とBTCの間にある現在の強い相関関係が市場の新たな常態になると予想しているようだ。

 BTCの有名な価格モデルS2F(ストック・トゥー・フロー)の匿名提唱者であるPlanB氏もまた、BTCが今や株式と完全に相関するようになったという見解を支持している。

 PlanB氏はツイッターで、BTCが現在「FED(連邦準備制度)の意向と完全に一致している」ことは「素晴らしいこと」であるとし、そのような相関関係はBTC保有者にとって必ずしも悪いことではないと示唆した。

 ただし、エドワーズ氏による相関性についての最新の主張は、これまで様々な人が発してきた主張と明確に相矛盾している。そのうちの1つである暗号資産市場分析会社のコイン・メトリクスは4月に、BTCかS&P500指数のどちらかに「根本的な」変化が起こらない限り、BTCと株式の相関は「ゼロに近いレベルに戻る」だろうと述べていた。

 コイン・メトリクス社の意見を引き継ぎ、やはり有名な暗号資産トレーダーであるルーク・マーティン氏(別名ベンチャー・コイニスト)も先週、両者は同じくリスク資産とみなされているものの、その相関関係はほとんど、あるいは全くないことが示されている可能性があり、BTCはその影響を免れていると主張した。

 マーティン氏は、有名なS&P500株価指数との相関係数が過去3年間の平均で見るとゼロとなるという例を示しつつ、「BTCはその生涯のほとんど全てで無相関だった」と主張した。

 一方、記事執筆時点で、BTCは1BTC=9513ドルで取引されている。価格は1日で1.65%、1週間で4.55%上昇した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/new-world-of-bitcoin-as-it-re-couples-with-stocks-asset-man-6913.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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