機関投資家、ビットコイン市場へ集団参入か―クラーケンCEO

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 機関投資家は基本的に「群衆」心理を持っているため、他機関に続いてビットコイン(BTC)市場に参入する機関は増えていくと考えられる。主要暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケンのCEO(最高経営責任者)ジェシー・パウエル氏はブルームバーグTVのインタビューでこのように話す。彼はまた、ビットコインはすでに価値の貯蔵手段となっており、まもなく金に勝ることになるとの見解を示している。

 ブルームバーグ記者は、ビットコインはいまだ現金化しなければならず、資金の安全な避難先ではないと反論する。

 記者はまた、ビットコインはボラティリティ(変動率)を持つため予測不可能であると述べる。また、機関投資家が利用しやすくなるような、大口投資家の動きや価格操作などを起因とする影響から逃れるための基盤や規制についても質問した。

 パウエル氏は、ビットコインに慣れてきている機関を「群れのようなもの」と表現し、それらの大部分は他に続いて動くと説明。「彼らは何か問題が起きた時に指摘できる他機関を求め、単独では危険を冒したくない」と彼は加える。

 ポール・チューダー・ジョーンズ氏のように、より優れ、より簡単に始めることができる市場に参入する投資家は増加している。パウエル氏はまた、これによって信頼感と合法性の提供につながるとも述べた。

 多くの論争を呼んでいるこの世界最大規模の通貨のボラティリティに関してだが、パウエル氏は従来の市場も同様に変動しやすいということ、ビットコインだけが「過去10年にわたり存在し続け、100万%上昇した唯一の通貨」であることを指摘した。

 5年前のいずれかの時点である程度ビットコインに投資していた場合、今やかなり富を得ている。「過去数カ月間において、ビットコインのリターンはS&P500のトータルリターンを上回った」と彼は加える。

 価格操作に関しては、パウエル氏はFRB(米連邦準備制度理事会)が経営破綻した企業からもはや価値のない債権を買っていることを指摘した。

 「これはふざけている。市場は価格操作されている」と彼はさらに米国政府が株価を上昇させるために何兆ドルも増刷していることを付け加えた。

 「もはやドルで物の値段を付けることはできない。インフレは間もなく制御不能になるだろう」と彼は述べ、個人的にビットコインはドルのインフレに対するヘッジとしてみていると加えた。

 現時点での真の買い手は誰であるかの質問に対して、パウエル氏は、過去3カ月は新規参入者の「大規模の流入」があったという。それらはヘッジファンドや個人投資家、ウェルスマネジメント企業やデイトレーダーなどのあらゆるタイプの個人や企業によるアカウントであったという。

 彼はまた、人々がビットコインあるいは株に投資するために給付金を使っていることも指摘した。

 我々はすでに「ビットコインを価値の貯蔵手段と考える」段階にいる。さらにパウエル氏はビットコインにはすでに10年の歴史があると主張する。「右肩上がりに成長している」と彼はビットコインが間もなく価値の貯蔵手段として金をしのぐことになると加えた。

 パウエル氏によると、最大の理由としてビットコインは予測可能な通貨であることを挙げる。供給が有限で予測可能であるため安全な避難先として考える投資家はそれに群がる。

 彼は「投資家は従来の市場と米国の状況を案じており、資金の安全な避難場所を求めている」と話す。ビットコインを発行できるものはいない。ビットコインに満ちている惑星を採掘することは誰もできないのだ。

 ビットコインの利用は「我々がエコシステムの設備を発達させているため時間とともにさらに簡単になる。もう間もなくビットコインを支えるすべての技術は存在しなくなり、どのように機能しているかを完全に理解する者はいないが、誰もが利用しているドルのようになるだろう」とパウエル氏は最後に述べた。

 UTC(協定世界時)9時51分、ビットコインは1BTC=9512ドルで取引されている。過去24時間で変化はなく、過去1週間では2.51%下落した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/institutions-are-like-a-herd-more-will-follow-says-kraken-ce-6863.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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