マイナーのビットコイン供給が減少、さらなる保有傾向

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 ビットコイン(BTC)が下落し1BTC=1万ドルという心理的に重要な抵抗線を突破できないまま、ビットコインマイニングの難易度がさらに上昇しつつあるが、同時にビットコインマイナー(採掘者)は新たに生み出されたビットコインを売却せずに保有し始めている。

 過去12週間ではマイナーは発生量よりも多くビットコインを売却したが、過去数週間でこの傾向に変化が生じた。7150BTCを採掘し、5821BTCを売却した後、この1週間においてマイナーはUTC(協定世界時)16日9時3分時点1329BTCを保持している。また、マイナーが一定期間内に産出する量と保有(在庫)量の変化を測る指標であるMRI(Miner's Rolling Inventory)は100%を下回った。

 レポートによると、3月の市場下落前はMRI(当時100%以上)はマイナーが順調に売却しているという状況を反映していた。ビットコインが1BTC=4000ドル水準まで大暴落した後、市場は安定したが、その時日間MRIは100%以下に低下、その後再び上昇した。

 マイナーが蓄積する在庫の増加は、強気相場が発生する可能性を表しているという理論があるが、彼らは高値での売却を望んでいるため必ずしも事実ではない。

 「通常マイナーは市場が弱気の間に在庫を増やし、強気な局面で売却する。12日に1BTC=9800ドルから約9000ドル近くに下落する以前も含め、MRIは過去10日間で低下している」とバイトツリーのCEO(最高経営責任者)ジェイムズ・ベネット氏は話す。

 彼によると、価格が回復するとともにマイナーは在庫の売却を再開するかもしれないという。

 「彼らが在庫として保持することで強気相場が発生することになるとは私は思わない。マイナーはビットコインが値上がりすることを待ち望んでいるが、それでも運営コストを補う必要がある。彼らは基本的にビットコイン売却の時を待つトレーダーではなく、市場に精通している人々なのだ」と彼は付け加えた。

 16日時点のビットコインマイニング難易度は、主要マイニングプールBTC.comによると15%以上上昇すると予測される。もしこの予測が当たれば、18年1月以降で最大の難易度上昇を記録することになる。

 16日時点、ビットコインは1BTC=9528ドルで取引され、1日で4%の上昇、1週間で1.5%の下落となっている。価格は1カ月でほぼ変わらず、1年間では3%の上昇となった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/miners-lower-bitcoin-supply-start-hoarding-more-6842.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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