暗号資産のセンチメントスコアが低下、BTCとETHだけがポジティブ

50758655_s.jpg

 価格の急落に伴い、センチメント(市場心理)指数のセントスコアも、先週あと一歩まで近づいたポジティブゾーンから遠ざかっている。暗号資産(仮想通貨)市場のセンチメント分析ツールを提供するオーメニックスによれば、上位10の暗号資産のセントスコアについて7日移動平均を合計した数字は5.87から5.48へと下落しており、これは2週間前に記録した5.33へと近づいていることになる。

 広くプラスだった先週とは異なり、今回はすべての暗号資産でマイナスが見られる。その1つであるテザー(USDT)はスコア5を下回った。さらに、ポジティブゾーン(6以上)に留まった暗号資産は先週の4つから今週は2つだけとなった。そのどちらもセントスコアを落としており、ビットコイン(BTC)は7から6.5へ、イーサリアム(ETH)は6.6から6.4へと低下した。上位10の暗号資産のうち残り7つのセントスコアはいずれも5から5.6までの範囲に収まった。

 最終日のスコアを簡単に見てみると、これら10の暗号資産の24時間平均セントスコアはわずか4.86だった。これは6月8日の5.95とは対照的な数字だ。それだけではない。7つの暗号資産は5を下回っており、5から5.9に収まったのはBTCとカルダノ(ADA)の2つだけだった。一方、ETHはスコア6.1で唯一ポジティブゾーンに留まった暗号資産となった。

 スコアの低下幅がもっとも小さく、3%未満だった暗号資産は、ETH、テゾス(XTZ)、USDTの3つだ。ETHはニュース(7.1)とテクニカル(6.9)で高いポジティブスコアを獲得し、それに続くファンダメンタルとソーシャルでもそれぞれ5.7のスコアを獲得している。もっとも低いスコアはバズの4.5だ。XTZもまたニュースで7.3のポジティブスコアをとっているが、ソーシャルとテクニカルはそれぞれ5.5と5.3となっている。もっとも低いスコアはバズ(4.6)とファンダメンタル(3)だ。一方で、USDTはニュースで6.9、バズで5.6をとっているが、その他のスコアはもっと低い。ソーシャルでは4.5、テクニカルでは4.4、ファンダメンタルでは3.6となっている。

 最も大きく低下したのはXRP(XRP)とADAだ。過去7日間で、XRPが最も強かったのはスコア6のニュースと5.9のソーシャルだった。ファンダメンタルでもニュートラルスコア(4以上6未満)の4.4を獲得したが、テクニカルとバズはどちらもネガティブスコア(4未満)の3.9と3.2で、XRPの今回の弱点となった。最後に、ADAはポジティブスコア3つを達成している。テクニカルの6.7と、バスの6.6と、ニュースの6.1だ。同時にニュートラルスコア2つ、ソーシャルの4.8とファンダメンタルの4.5も達成した。ADAにネガティブスコアはなかった。

 一方、オーメニックスが評価している残り29の暗号資産もマイナスの1週間を迎えているが、7つの暗号資産ではそれぞれのスコアがかろうじて上昇している。ネガティブゾーンに入る暗号資産はなく、大多数は5から5.9の範囲に収まった。ポジティブな暗号資産は先週の8つに対し今週は2つだった。6.6のヴィチェーン(VET)と、6.4のナノ(NANO)だ。

 ●調査手法

 オーメニックスは独自のアルゴリズムに基づき、ニュース、ソーシャルメディア、テクニカル分析、拡散されたトレンド、仮想通貨のファンダメンタルの4つを集計したセントスコアによって市場のセンチメントを計測している。

 同社は自社のウェブサイトで「オーメニックスはトレンドになったニュース記事と、ソーシャルメディアで拡散された投稿をオールインワンのデータプラットフォームに集約しています。そこでコンテンツのセンチメントが分析できるのです」と説明している。後の文章では「オーメニックスはニュースとソーシャルメディアに基づく2種のセンチメント指標と、テクニカル分析、仮想通貨のファンダメンタル、バズによる追加の縦軸3種を組み合わせて、各仮想通貨の大まかな見通しを知らせる値であるセントスコアを生成しています」と付け加えられている。現在、同社は39の仮想通貨を評価している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/crypto-market-sentiment-drops-only-bitcoin-and-ether-in-posi-6844.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて