ウエスタンユニオン、リップル提携のマネーグラム買収か

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 報道によると、米送金大手ウエスタンユニオンが同業大手の米マネーグラムを買収する意思を示しているという。マネーグラムは、送金技術に重点を置く米ブロックチェーン企業リップルの提携企業である。

 ウエスタンユニオンがマネーグラムの買収を目指すことで、米2大送金サービス提供企業が提携することになる。ブルームバーグは、関係者によるとすでに買収提案は行われていると報じている。しかしこの関係者によると、まだ決定は行われていない。

 オンライン決済への注目が集まる中、新型コロナウイルスによる政府措置の都市封鎖や屋内退避命令のため、決済サービス企業は各国の支店の維持に苦しんでおり、店舗を閉鎖した企業もあった。しかし、自宅で過ごす人々によりデジタル送金の取引数は増加、第1四半期で企業における送金取引の18%を占めた。

 報道によると、ブロックチェーンスタートアップ企業リップル出資のマネーグラムであるが、19年6月上旬に流れた噂の後、リップルは3000万ドルの初期投資を行い、さらには2年間にわたり追加の2000万ドルの投資する権利を有している。リップルは2度目の投資を11月に行った。マネーグラムの発行済普通株を9.95%、リップルが持つ無議決権株式を含む完全希薄化ベースでは約15%を取得することになると彼らは話す。

 マネーグラム側は、主要な受取市場での自社の通貨ニーズを一部獲得するため、流動性コストの最小化を目指し、リップルのXRP(XRP)トークンで運用されるxRapidの製品を活用していると述べている。これによってマネーグラムは、リップルの送金ソリューションであるODLを介し、米国とメキシコの国境間で取引量の約10%を取り扱い、そのプラットフォームを介した取引量は12月までに1億ドルを超えた。また、欧州、豪州、フィリピンで国境を超える送金回廊の設立を果たしている。

 20年第1四半期の収支報告期である5月1日、マネーグラムの会長兼CEO(最高経営責任者)であるアレクサンダー・ホームズ氏は、「特に新たな市場開拓やサービスの拡大など、何か計画を実際に進行させるという意味では比較的少々落ち着いた四半期だった」とこの四半期について述べている。しかしホームズ氏は、リップルは「必要としているものは何か、どのような商品を作りたいのか、それらをどのようにして様々な市場へ売り出すのかを完全に理解する」ためにサービスを拡大し、「物事を動かしている」ため、月単位、四半期単位で成績は異なるだろうと加える。様々な新サービスは会社の情報ルートの中で存在し、送金回廊と共に20年拡大することになると彼は述べる。

 一方、PaymentsSourseのレポートによると、マネーグラムの持ち込み現金の送金事業は4月に19%減少。COO(最高執行責任者)カミラ・チティル氏の言葉を引用し、感染爆発にもかかわらず、マネーグラムは都市封鎖の影響を受け現金送金に代わるデジタル代替手段を求める移民に対応する態勢を整えているとある。

 マネーグラムの時価総額は1億6430万ドルで最新のニュースでは株価は6.15%高。ウエスタンユニオンもまた株価は3.45%高、2日時点の時価総額は85億ドルだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/western-union-aims-to-acquire-ripple-s-partner-moneygram-rep-6706.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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