テザー人気、ビットコインとイーサリアムへの脅威となるか

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 ビットコイン(BTC)と並び、テザー(USDT)は主要ステーブルコイン資産として業界内で再び大きな変化を遂げた20年において、注目を集め続けている。データによると、XRP(XRP)が時価総額で長期間維持した順位を落としたことで、テザーは今やビットコインとイーサリアム(ETH)に続く3位の暗号資産(仮想通貨)となった。

 テザーは25日に20万8107件という過去最大の取引数に達した後この偉業を達成した。合計取引高は価値にすると約12億ドルに上ると推定される。

 しかし、この取引量の増加は偶然起こったものではない。20年2月以降、日間取引量は一定して上昇を続けている。

 テザーの機能性はビットコインやイーサリアムの機能性とは異なっているものの、近年ではエコシステムにおいて両方の資産価値に間接的に影響を与えている。

●ビットコインとテザー

 3月13日の相場崩壊の後、投資家は価値の下落を避けるためにビットコインをテザーに移し始めていた。しかし、米バークレーにある国際コンピュータ科学研究所のニコラス・ウィーバー氏は、配分調整が生じた原因は米ドルにあり、ビットコイン価値の低下が理由ではないと述べている。下記会話スレッドでこの理解しがたい見解の説明がある。

 テザーがチャートで好成績を示し、USDコイン(UCDC)のようなその他資産対して明らかに優位に立つ状況をみると、常に安全な資産は法令を遵守した透明性のある方法での運営を好まないという事実に行きつく。補償を求めている投資家にとっては魅力的な資産である。

●テザーとイーサリアム

 テザーとイーサリアムに関しては、イーサリアムのネットワークがテザー発行の増加により最近になって活発化したのは明らかだ。ステーブルコインのイーサリアムネットワークへの移行は急増し続け、この成長によって長期的な影響がもたらされる可能性がある。

 各ステーブルコイン取引は取引手数料の支払いにイーサリアムを必要とするため、ステーブルコインの発展によってイーサリアムへの需要がかなり高まっていることは確かである。

 しかし、テザー等ステーブルコインの利用増加とともに、ネットワークにおいてステーブルコインが台頭する可能性が生じることで、イーサリアムの通貨情報はかなりの悪影響を受けるかもしれない。これに関しては、以前のレポートに記述がある。

 「イーサリアムは暗号資産業界で通貨としての信頼性の高い権利を有しているが、ステーブルコインはこの認識を否定する。より低いボラティリティ(変動率)をもつため、ステーブルコインには価値の保存や流通通貨、また暗号資産取引や価値の保存が必要なスマートコントラクトの計算単位となる潜在能力がある。」

 したがって、テザーは時価総額に関してはビットコインとイーサリアムのかなり後ろ位置しているが、資産の変動はこの二大デジタル通貨に大きな影響を与えている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/tethers-rise-could-be-a-potential-threat-to-bitcoin-ethereum/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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