なぜポルカドット・メインネットに関するニュースがBC導入に重要なのか

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 大きな期待が寄せられているBC(ブロックチェーン)であり、17年のICO(イニシャル・コイン・オファリング)トップ10にも入ったポルカドット・ネットワークの最初の実装候補が現在公開されている。強く必要とされている「(BCの)真の相互運用性」をもたらすと約束している点で、このプロジェクトは今の問題と関連している。

 ポルカドットのリード・デベロッパーであるWeb3財団は、このシャード化プロトコルの初期バージョンをローンチすると発表した。これによりチームは「重要なロジックとセキュリティ監査を実行し、ネットワークの最終的な側面を調整できる」ようになるだろう。別の記事で、イーサリアム(ETH)の共同創設者であり、16年にポルカドットを立ち上げたギャビン・ウッド氏は、この「CC1」はポルカドット・メインネットの実装に向けた最初の候補であり、限定的な機能を持ったガバナンス変数を初めて使用していると述べた。加えて、他の実装候補も必要ならばローンチされるという。ただし重要なこととして、いずれのパラチェーンもまだアクティブではない。

 ポルカドットは異なるBCネットワークが協力して動作することを可能にする共有プロトコルだ。同プロジェクトのウェブサイトによれば、ポルカドットはパラチェーンを用いて異なるネットワークをリンクすることで、BCアプリの接続とローンチを可能にする。同じ原理によってあらゆる種類のブロックチェーン間転送が可能となる。これはデータでも資産でも関係なく、トークンのみに限られた話ではない。

 パラチェーンについては、これらは固有の機能を持ったシャード、すなわち独立ブロックチェーンであることから、特定のユースケースのために設計できる。それらは相互に通信を行うが、ブリッジBCを介することでビットコイン(BTC)やETHといった外部のBCと通信することも可能だ。ポルカドットはこれを「BCの相互運用性の基盤技術」と表現している。

 様々なアプリ、ビジネス、組織などにとって、このことは開発者たちが自社のBCと他のBCとの間でデータを共有するための通信手段を確立できるようになり、さらにそのために中央集権型の要素や機関を必要としないということを意味している。また、プライベートBCから許可されたデータを入手し、それをパブリックBCで使用するためのアプリを構築することも可能だ。

 ウッド氏は発表の中で「スマート・コントラクトはあまりに肥大化しており、独自のチェーンを書き上げるのは大変な手間がかかる」が、ポルカドットとそこでのBC構築用主要フレームワークであるサブストレートによって、開発者は特定の目的のためにドメイン限定のチェーンを構築することができ、構築されたチェーンはその後他のチェーンと通信することも可能だとも述べた。

 ポルカドットはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)型合意形成アルゴリズムに移行する予定だ。そうなった時には、17年のICOで売却されたDOTトークンを配布するためのガバナンス投票が必要になるだろう。それまでは「DOTトークンはまだ存在しない」

 ウッド氏は動画インタビューで次のように述べた。「ポルカドットは、多くの点で、チェーン・マキシマリズムに対抗するこのエコシステムへの最大の投資だ。仮に1つの完璧なチェーンが存在したとしても、私はそれがとても長い間完璧であり続けるとは思わない」

 しかしながら、仮にポルカドットが「最大の投資」だとしても、唯一の投資ではない。5月に、アクセンチュアと富士通研究所はBCの相互運用性のソリューションを共同開発していると述べた。また、NEOはその新たなアップグレードであるNEO3.0に取り組んでおり、これにも「相互運用性の大幅な改良」が含まれる予定だ。コスモス(ATOM)もまた相互運用性のソリューションを開発中だ。

 19年に200人のビジネスマンを対象として行われた調査では、分散型台帳技術の採用にかかわる大きな課題が相互運用性であることが明らかになった。

 その一方で、今回のローンチの前、クサマと呼ばれるポルカドットの実験的なバージョンが19年7月にローンチされた。20年の2月に、チェーンリンク(LINK)がETH以外で初めてサポートするBCエコシステムとして、ポルカドットはLINKのオラクル技術をサブストレートに統合した。20年3月、BTCとポルカドットのエコシステムをつなぐブリッジであるBTCパラチェーン、すなわちBTCに裏付けられた資産をポルカドットに加える作業のため、Web3は開発業者インターレイの資金調達を行った。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/why-is-polkadot-mainnet-news-important-to-blockchain-adoptio-6655.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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