仮想通貨の市場心理はほぼ変化なし、ETHはポジティブに

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 仮想通貨市場のセンチメントは、先週の急降下の後もニュートラルゾーンに留まっている。仮想通貨市場のセンチメント分析ツールを提供するオーメニックスによれば、上位10の仮想通貨について市場センチメント指数の7日移動平均を合計したものはやや上昇している。指数は先週の10点満点中5.08から今週は5.13となり、ビットコイン<BTC>に加え、イーサリアム<ETH>もセンチメントのポジティブゾーンに入った。

 仮想通貨の時価総額が徐々に低下してきた一方で、上位10の仮想通貨のうち4つでは全般的な認識が改善された。センチメントが最も顕著に上昇したのは、8.4%上昇して7日間セントスコアを6.3に引き上げたETHと、市場センチメントが8.2%上昇し5.4となったバイナンスコイン<BNB>だった。テゾス<XTZ>とライトコイン<LTC>のセンチメントもそれぞれ6.3%と5.3%上昇し、どちらもニュートラルゾーンに留まった。

 一方で、BTCはリストのトップに留まりポジティブゾーンに収まりながらも、先週の6.9から25日は6.8と僅かな下落を示している。先週からセンチメントが大きく動かなかったもう1つの仮想通貨はカルダノ<ADA>で、先週1%下落した後でポジティブゾーン間際というべきスコア5.9に位置している。

 イオス<EOS>にとって先週は良い週ではなく、同プロジェクトはややネガティブなゾーン(3.8)に落ち込んだ。スコアを3.5%失ったビットコインキャッシュ<BCH>にも同じことが言える。25日の週初めに、ネガティブゾーンに位置する暗号資産はこれら2つだけだ。

 上位10の暗号資産について24時間セントスコアを見ると、BTCが1BTC=9000ドルの支持線を割った後、市場のセンチメントは悪化しているようだ。BCHとADAを除いたほとんどの仮想通貨は赤色(マイナス)になっている。それぞれを合計した24時間平均セントスコアは5.08となり、これは7日間セントスコアを下回っている。記事執筆時点で、上位10の仮想通貨のうち最もセンチメントが低いのはBCHであり、ネガティブゾーンの3.6となっている。

 上位10の仮想通貨リストの外では、センチメント的には良い週だった仮想通貨の方が悪い週だったものよりも多かった。コモド<KMD>は上昇リストをリードしており、7日間セントスコアが20%上昇してついにネガティブゾーンを脱した。同じくセントスコアを二桁台上昇させたジーキャッシュ<ZEC>、アイコン<ICX>、オミセゴー<OMG>がこの後に続く。上位10に入らないプロジェクトの中でセントスコアの7日移動平均が唯一ポジティブだったのは先週と同じくナノ<NANO>だけで、そのスコアは6.5だった。一方、上位10に入らない仮想通貨の中にネガティブゾーンで週を始める仮想通貨はなかった。

●調査手法

 オーメニックスは独自のアルゴリズムに基づき、ニュース、ソーシャルメディア、テクニカル分析、拡散されたトレンド、仮想通貨のファンダメンタルの4つを集計したセントスコアによって市場のセンチメントを計測している。

 同社は自社のウェブサイトで「オーメニックスはトレンドになったニュース記事と、ソーシャルメディアで拡散された投稿をオールインワンのデータプラットフォームに集約しています。そこでコンテンツのセンチメントが分析できるのです」と説明している。後の文章では「オーメニックスはニュースとソーシャルメディアに基づく2種のセンチメント指標と、テクニカル分析、仮想通貨のファンダメンタル、バズによる追加の縦軸3種を組み合わせて、各仮想通貨の大まかな見通しを知らせる値であるセントスコアを生成しています」と付け加えられている。現在、同社は39の仮想通貨を評価している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/crypto-market-sentiment-almost-unchanged-ethereum-enters-pos-6639.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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