ブロック・スターズ:BCの持続可能性がいかに導入を促進するか

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 リップル社の新しいポッドキャストであるブロック・スターズでは、BC(ブロックチェーン)界で最も大きな影響力を持つ革新的な識者にスポットライトを当てる。エピソード毎の特別ゲストがリップルのCTO(最高技術責任者)デイビッド・シュワルツ氏とともに、BC技術の様々な影響を掘り下げ、今後どのように成長し進化するかを予測する。

 リップルの共同創業者兼取締役会長であるクリス・ラーセン氏が登場した第1回ブロック・スターズに引き続き、今回のエピソードではAIKONの共同創業者兼CEO(最高経営責任者)のマーク・ブラインダー氏を呼び、仮想通貨の環境面での影響を議論する。

 ビットコイン<BTC>の基礎となるPoW(プルーフ・オブ・ワーク)型の合意形成メカニズムは莫大なエネルギーを消費する。最近の調査によれば、暗号パズルを解いてBTCを獲得するために24時間稼働し続ける数十万のコンピュータは、22メガトン以上の二酸化炭素を排出している。これはラスベガス市、あるいはスリランカのような国の排出量に匹敵する。

 「PoWに関して問題なのは、基本的に電力をお金に変えていることだ」とマーク氏は説明する。「BTCの価値が上がれば上がるほど、競争もより激しくなるので、システムの運用に必要な電力も増える。環境破壊がシステムに組み込まれていると言える」

 マーク氏は、持続不可能なマイニング慣行がデジタル資産のより広い範囲での導入を妨げる障壁となっていると考えている。幸い、すべてのBCがここまで非効率的というわけではない。XRP<XRP>の炭素排出量はBTCのほぼ1000万分の1であり、一方AIKONはより効率的なPoS(プルーフ・オブ・ステーク)プロトコルを使用している。しかしながら、ただ持続可能というだけでは十分ではない。テスラ社の高品質な電気自動車が実証しているように、新しい顧客に訴えかけるためには優れたユーザーエクスペリエンスも必要になる。

 「テスラにはより優れた車があり、同時にそれは環境にも優しい」とマーク氏は指摘する。「大量導入に立ちはだかる課題は、実際のところフロントエンドなユーザーエクスペリエンスのレベルにある。平均的な人が体験する品質が最大の影響を与えるだろう。将来BCを様々なユースケースで利用したいのならば、極めて効率的なシステムが必要となる」

 マーク氏が経営するAIKONは、人々が保有するBCのIDを自分の電子メールやフェイスブックのアカウントとリンクする手助けをすることで、BCのユーザーエクスペリエンスを高めている。プロセスをより便利でアクセスしやすいものにすることは、より広い範囲での導入を促進し、BCから本当に利益を得られる人にBCのパワーを届けることにもなる。

 「私は何人かのシリア難民に仮想通貨ウォレットの使い方を教えた」とマーク氏は回想する。「そのうち1人が2分後に向き直りこう言った。『私がシリアの家族にこの12単語を届けると、家族はBTCを取得することになるのか?』人々は突然今まで持っていなかったものにアクセスできるようになった。BCは世界中の人々の条件を平等にする。パブリックチェーンは小規模事業にとって優れている......同時に個人にとっても優れているので、最後にはパブリックチェーンが勝利すると思う」

(イメージ写真提供:123RF)

https://ripple.com/insights/block-stars-how-sustainable-blockchains-will-boost-adoption/

This story originally appeared on Ripple Insights.

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