韓国銀行、新型コロナ受けCBDCの開発加速

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 新たなレポートによれば、韓国の中央銀行はデジタル通貨発行の開発を加速させており、従来のスケジュールよりも数カ月早く職員が技術的な検討を行っている。

 朝鮮日報によれば、韓国銀行は同国の通貨ウォンのデジタル版を発行するのに要求される技術的な発展に関して研究を行い、特に「英国、ノルウェー、スウェーデン、スイス、日本、中国を含む14カ国」の中央銀行によって提案されているITソリューションに注目していると述べている。

 以前報じられたように、韓国銀行は4月にデジタル通貨発行のタイムテーブルを発表し、その際に「20年末の前に」技術的な検討を行う予定であると述べている。これは、韓国銀行がすでに当初のスケジュールよりも非常に早く開発を行っていることを示唆している。今回の動きは、約6か月前にCBDC(中央銀行デジタル通貨)の必要性を否定していた韓国銀行の驚くべき方向転換を意味する。

 朝鮮日報は韓国政府が新型コロナウイルスの流行を受けて「非接触」および「非対面形式」の決済ソリューションの開発の加速を求めていることが、韓国銀行が急いでスケージュールよりも早く開発を進めることを促していると考えている。

 韓国銀行はすでに技術的な検討の次には試験が行われると述べており、これはもともと21年に始まると予定されていた。しかし、もし韓国銀行がこのままスケジュールよりも早く開発を進めるのであれば、この試験が20年末前に行われる可能性がある。

 朝鮮日報はある韓国職員による、韓国銀行はまだデジタル通貨の型に関して最終決定は行っていないものの、同銀行はマクロファイナンス的な決済よりもマイクロファイナンス・ソリューションに焦点を当てる「可能性が高い」、という発言を引用しており、この発言は韓国政府はデジタルウォンを主要な取引で使用することを想定していないことを示唆している。

 しかし、状況を見守っている多くの人々は韓国銀行の迅速な開発は、複数のデジタル人民元に関する試験が実験的なコミュニティで5月に始まっている中国に影響されていると考えている。

 報道によれば、韓国は技術的な競争で中国に敗れることを恐れており、またほとんどの欧州およびアジア諸国よりも先にデジタル通貨発表の準備を行いたいと考えている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/south-korean-central-bank-steps-up-cbdc-work-in-response-to-6572.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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