仮想通貨のセンチメントが再下落、BTCはポジティブに留まる

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 5月11日にあったビットコイン<BTC>の半減期イベントに続く最初の週で、仮想通貨市場のセンチメント(市場心理)は急降下した。仮想通貨市場のセンチメント分析サービスを行うオーメニックス社は、センチメント指数の7日移動平均を総合した値であるセントスコアを発表し、上位10の仮想通貨について先週の10点満点中5.67から今週は5.08に下落したことを示した。

 仮想通貨価格が上昇する一方で、セントスコアは1つを除くすべての仮想通貨で下落した。そのほとんどは10%以上低下し、唯一の例外であるステラ<XLM>も0.3%という僅かな上昇を示すに留まった。BTCはセントスコアを落としながらもポジティブゾーン(6以上)に留まったが、イーサリアム<ETH>はニュートラルゾーン(6未満4以上)に叩き落とされた。スコアが5を超えたのは他に2つの仮想通貨だけで、残りは4以上5以下の範囲に下落した。とはいえ、いずれもネガティブゾーン(4未満)にはまだ入っていない。ただしビットコインキャッシュ<BCH>はその瀬戸際にいる。

 一方で、上位10の仮想通貨について過去24時間のセンチメント状況を観察したところ、ある程度前向きな事実が分かった。スコアの総合値は5.07にすぎず、7日間スコアをさらに下回っている。それでも、BTCとETHを含む6つの仮想通貨ではスコアが上昇しており、さらにその両者はポジティブゾーンにある。ただし、1つの仮想通貨はネガティブゾーンに入っている。BCHのスコアは10点満点中3.8だ。

 勝者となるのは過去1週間で唯一セントスコアを上昇させた仮想通貨だ。XLMは今週ポジティブゾーンに入った2つのスコアで最高スコアを獲得した。ニュースの8.2とテクニカルの6.2だ。さらに2つのスコア、ソーシャルの5.4とバズの4はニュートラルゾーンにあったが、ファンダメンタルはネガティブスコアの3.5となった。

 今週敗者となった仮想通貨はそれぞれのセントスコアで最も下落幅が大きかった仮想通貨だ。BCHはマイナス20.5%、バイナンスコイン<BNB>はマイナス18.2%、ライトコイン<LTC>はマイナス17.9%だった。BCHの最高スコアはニュースの5.4で、それにソーシャルの4.8、バズの4、テクニカルの2.8、ファンダメンタルの2.7が続いた。BNBが取った最高セントスコアはニュースの6.5で、同じくファンダメンタルは5.4だったが、残りのスコアはかなり低かった。ソーシャルとテクニカルがそれぞれ3.8で、バズは3.5だった。最後に、LTCで最も強かったのはソーシャルとニュースで、スコアはそれぞれ5.5と5.4だった。それにファンダメンタルの4が続き、一方で最も弱かったバズとテクニカルではそれぞれ3.9と2.8を取った。

 オーメニックスが格付けしている他の29の仮想通貨に関しても、今週は同様に厳しい状況だった。スコアが上昇した仮想通貨は8つだけだった。それでも、ナノ<NANO>はスコア6でポジティブゾーンに留まり、16の仮想通貨は5を超えるスコアを取った。ネガティブゾーンにあったのは先週と同じく3.5のコモド<KMD>だけだった。

 ●調査手法

 オーメニックスは独自のアルゴリズムに基づき、ニュース、ソーシャルメディア、テクニカル分析、拡散されたトレンド、仮想通貨のファンダメンタルの4つを集計したセントスコアによって市場のセンチメントを計測している。

 同社は自社のウェブサイトで「オーメニックスはトレンドになったニュース記事と、ソーシャルメディアで拡散された投稿をオールインワンのデータプラットフォームに集約しています。そこでコンテンツのセンチメントが分析できるのです」と説明している。後の文章では「オーメニックスはニュースとソーシャルメディアに基づく2種のセンチメント指標と、テクニカル分析、仮想通貨のファンダメンタル、バズによる追加の縦軸3種を組み合わせて、各仮想通貨の大まかな見通しを知らせる値であるセントスコアを生成しています」と付け加えられている。現在、同社は39の仮想通貨を評価している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/crypto-market-sentiment-drops-again-bitcoin-still-in-the-pos-6580.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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