中国の電気通信企業、「BCと5G」というパラダイムを検討

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 電気通信企業にとってBC(ブロックチェーン)の発展が次世代モバイルネットワークと同じくらい現在重要なものになっていると述べる新たなレポートによれば、電気通信企業、特に中国に拠点を置く企業はますます5GとBCを組み合わせようとしている。

 コミュニケーション・インフォメーション・ニュースはイースト・マネー上で、16年より12カ国に位置する約23の電気通信企業がBC技術の発展を利用しようと探索を行っていると主張している。しかし、現在、いくつかの企業はさらに一歩先に進み、BCと5Gを組み合わせる方法を探している。

 上述のレポートの著者は中国電信によって行われた研究を指摘しており、この研究は特に中国企業が過去2年間にBCと5Gを組み合わせることを検討してきたと述べている。

 実際、中国電信は19年に中国烏鎮で開催されたBCカンファレンスで存在感を示しており、そこで同社はBCを利用した5Gネットワークのための国際規格を作ること、BCを利用したSIMカード(BSIMs)、BC技術を利用した地域間決済プラットフォームについて語っていた。

 一方で、中国移動通信は同社のパートナーがBCアプリを作ることのできるプラットフォームの開発と、BCを利用したプロジェクトの発展を阻害している技術的な障壁を開発者が低くすることを助けるプロジェクトに取り組んでいると考えられている。

 また、中国聯合通信もBCに関する計画を有しており、中国移動通信とともにBC技術を電気通信ネットワーク、特に5Gに応用する方法について共同研究を行っている。

 さらに、中国聯合通信と中国移動通信は中国広東省に拠点を置く電気通信機器プロバイダーであるZTEと他のプロジェクトでも提携しており、このプロジェクトはBCを利用したIoTネットワークのための分散的なビジネス・プラットフォームの枠組みの開発を行っている。

 上述のレポートは5Gに関わっている他の企業もBC技術を検討しており、BC技術を5Gに関する計画に応用する可能性があると主張している。

 スペインンのテレフォニカ、米国のベライゾン、英国のボーダフォンの3社はこれまでにBC技術を5Gとともに用いることについて語っており、ボーダフォンの幹部は19年10月に行われたスウェーデンの電気通信企業であるエリクソンとのインタビューにおいて、IoT、BC、5Gを統合する可能性について語っている。

 上述のレポートの著者は、コミュニケーション分野でBC、さらには仮想通貨に手を広げようとしている電気通信企業以外の企業も存在していると指摘し、日本で最大のチャットアプリを運営し、仮想通貨交換所を同社のプラットフォームに統合したLINEに言及している。韓国のチャットアプリ分野で支配的な地位を有しているカカオも同様の考えを有しており、メインネットおよび暗号資産とともに仮想通貨とBCに関係する子会社を急速に拡大している。

 韓国の電気通信企業であるSKおよびKTも5GとBCに関する事業を拡大しており、これには独自のメインネットや地元当局とともに運営される複数のステーブルコイン・プロジェクトなどが含まれる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/chinese-int-l-telecoms-companies-explore-blockchain-5g-parad-6501.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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