BTCのインバース型トークンがETHネットワークで公開

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 資産を実際にショートせずとも、トレーダーがビットコイン<BTC>でショートポジションをとることが出来るようになる新しいトークンが最近発表された。このイノベーションをもたらした企業は、同社が言う「仮想通貨投資の新たなパラダイム」の一環としてさらなるトークンがまもなくロールアウトされると述べている。

 発行会社のアムンが5月6日に発表した新しいトークンは、BTCSHORTと呼ばれている。このトークンの狙いは「1日のうちにBTCでインバース型の利益を得る」手段をトレーダーに提供することにある。言い換えると、BTCが値下がりするほどこのトークンの価値は上がり、逆ならば下がるということだ。

 市場にある他のデリバティブ商品の一部とは異なり、アムンのBTCSHORTはレバレッジの対象となっていない。ただし、やはりトークンは主に1日未満の短期保有向けに設計されており、同様のデリバティブ商品に求められているような日毎のリバランスが行われる。

 アムンによれば、新しいトークンはイーサリアム<ETH>のネットワーク上でERC-20基準のトークンとして構築されており、アムンがウェブサイトで述べたことによると、リキッド、ビットコインドットコム、HitBTCなどの他の仮想通貨プラットフォームでも購入できる。

 既にローンチされているこのBTCのショート・トークンに加えて、アムンは他のデジタル資産向けのデリバティブ商品を作るための検討を既に始めている。アムンのCEO(最高経営責任者)であるハニー・ラシュワン氏は、コインデスクの取材に対し、他の仮想通貨の値動きを追うインバース型のトークンもまもなくローンチされるだろうと述べつつ、ETHのインバース型トークンも向こう数週間のうちに計画されていると述べた。

 この新しいトークンが登場する前、3月にバイナンスはある決定を行った。新しいトークンと類似した、BTC、ETH、イオス<EOS>、バイナンスコイン<BNB>、XRP<XRP>などの暗号資産についてロングとショートの両方にレバレッジをかけたポジションを提供する複数のトークンを、取引リストから除外したのだ。その時バイナンスのチャンポン・ジャオCEOは「利用者はこれらのトークンを理解していない」と主張していた。

 アムンもまた、BTCSHORTは「厳密には証券ではなく、多くのリスクを伴い、リスク回避型のトークン保有者やトレーダーには適していない。このタイプのトークンは、リスク許容度の高い先進的なトークン保有者に最も適している」と強調している。

 アムンはスイスに本社を置く21シェアーズ・ブランドの一部だ。21シェアーズはヨーロッパの複数の証券取引所で公開取引されている、仮想通貨の値動きを追うETP(上場取引型金融商品)の発行会社として業界で名を知られている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/inverse-bitcoin-token-launches-on-ethereum-network-ahead-of-6486.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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