キャンパス報告:ウォータールー大学が持続可能なBCを分析

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 アースデイ2020に、私達は人類と自らが住む世界との間にある微妙なバランスについて新たな理解を得ることになった。新型コロナウイルス流行前と後での主要都市の大気汚染を調査した驚くべきヒートマップを見るだけでも、私達がこの惑星に与えている反論の余地のない影響を目撃することが出来る。

 BC(ブロックチェーン)と仮想通貨がこれに果たす役割も同様に否定できない。事実、ウォータールー大学で電気工学と計算機工学を教えるアンワル・ハサン教授は、ビットコイン<BTC>のエネルギー消費量はオーストリアと同規模の国に等しいと述べている。

 これはBTCのPoW(プルーフ・オブ・ワーク)アルゴリズムが必要とする莫大なエネルギーの負荷によるものだ。BCと仮想通貨のためのより持続可能なスキームが、この惑星に著しい利益をもたらすことは明らかだ。

 ●プルーフ・オブ・ワーク

 元は93年にDoS(サービス妨害)攻撃を阻止するために設計されたPoWだが、BTCではBC内のトランザクションを検証するために使われている。この検証はマイナーが他のマイナーと複雑な計算パズルを解くのを競い合うことで達成される。

 これらのパズルが次第により複雑化していくにつれて、それらを解くために必要な計算能力とエネルギーは指数関数的に増大してきた。その結果、エネルギー供給源に重い負担を強いている。

 同時に、これは環境にも壊滅的な影響をもたらしてきた。研究によれば、BTCのマイニングが原因となった二酸化炭素の排出量は毎年およそ22メガトンにおよぶ。これはラスベガス市全体の二酸化炭素排出量に等しい。

 ●リップルによるエネルギー節約

 リップルのUBRI(大学ブロックチェーン研究イニシアチブ)と協力して、ハサン教授と助手のクリスタル・ローマ氏は、仮想通貨を環境面でより持続可能なものとする方法を特定するためにBCを分析している。

 この研究の一環として、チームはXRPの検証ノードを実行するためのコストを調べ、コンセントで計測した平均エネルギーに基づけば年間約62.84ドルであると計算した論文を発表した。BTCたった1枚のマイニング費用が、対象の国の電気料金によるが531ドルから2万6170ドルになることを示した18年の報告と、この発見は際立った対照をなしている。

 「エネルギー消費はBCにとって大きな問題であり、PoWアルゴリズムを置き換えることが出来るより良い代替案を特定することが重要だ」とハサン教授は述べた。

 彼が期待するのは、この研究がBTCのPoWと比較して、XRPバリデータを運用することのコスト面での利点を他の人々が理解するのに役立つとともに、ビジネスでのリップルのネットワークへの参加をより促進することだ。

 ●UBRIとウォータールー大学

 BCの持続可能性を改善するための研究に加えて、ハサン教授はUBRIを利用したカンファレンスや新しいフェローシップを得る機会を通して、重要な研究活動を可能にしてきた。彼はまた、詐欺を防ぐための医療保険の透明性や、将来の可能性としてある量子コンピュータによる攻撃からBCを守ることが出来るスケーラビリティとプライバシーへの取り組みなど、BCの他の課題を扱うさらなる教育や研究のための資金活用を計画している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://ripple.com/insights/on-campus-university-of-waterloo-analyzes-a-more-sustainable-blockchain/

This story originally appeared on Ripple Insights.

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