市民が銀行に放火し、独自通貨を発行

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 従来の通貨が新型コロナウイルスの流行への対処に苦労する中で、世界中の市民は従来型の金融を非難し、現金の代わりを求めている。

 欧州では、あるイタリアの町が地元の経済を救うために、独自通貨の鋳造という手段を取っている。

 ユーロニュースによれば、イタリア南部にあるカステッリーノ・デル・ビフェルノという町は政府からの給付金である約6000米ドルおよび町議会の貯金をDucatiと呼ばれる新たな通貨のために利用し、この通貨のための透かし模様の入った「紙幣」の印刷も行っている。

 町議会によれば、この通貨はユーロと1対1で紐づけられており、また地元の印刷ショップで製造された後、町議会が住民に配ることになっており、貧しい者が最も多くのDucati紙幣を受け取ることができる。

 上述の報道によれば、カステッリーノ・デル・ビフェルノの市長がDucatiの考案者であり、同市長は貨幣の鋳造を「12年間」研究してきたという。

 この市長は、今回の動きによって「町のビジネス活動に対する新型コロナウイルスの流行の破壊的な影響を地元経済が耐えられるようになる」と述べている。

 バー、パブ、「3、4つの事業」はまだカステッリーノ・デル・ビフェルノで現在営業を続けている。

 一方で、銀行はレバノンにおいて(文字通り)攻撃の的になっており、AP通信は憤慨した市民が路上に出て大通り沿いにある銀行の窓を破壊し、放火を行っていると報道している。

 トリポリでは不満を持った主にレバノンの若者で構成されるグループが警察と衝突し、またAP通信はベイルート周辺で「レバノンの軍隊が幹線道路から多数の抗議者を強制的に排除した」と報道している。この抗議者は屈することなく再び道路に戻り、タイヤを燃やして道路を封鎖した。

 レバノンの通貨であるレバノン・ポンドは最近において急落しており、一方で食料品の価格は上昇している。レバノンの国の借金額は世界でも非常に高いレベルであり、失業率も上昇している。

 AP通信はベイルート周辺において1人の抗議者が以下のように述べられたプラカードを持っていたと報道している。

 「私の給料では2パックの牛乳が買える」

 そして、従来型の金融が抗議者の焦点になっているようである。レバノンの中央銀行はレバノン・ポンドの流出を防ぐために、両替所が3200レバノン・ポンド以上のドルを売却することを阻止しようとしており、事実上、レバノンではドルの売却がストップしている。

 AP通信は以下のように報道している。

 「レバノン北部および南部にあるいくつかの銀行は攻撃を受けており、火炎瓶を投げられている所もある。これは銀行への民衆の怒りが上昇していることを反映している」

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/citizens-burn-banks-print-their-own-money-as-fiat-founders-6439.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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