BTCが暴落前の水準に上昇、重要な指標の壁を突破

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 ビットコイン<BTC>価格は、仮想通貨の「暗黒の木曜日」だった3月12日以来見られなかった水準にまで高騰した後で、29日に再び仮想通貨市場で力強い伸びを見せた。これによりBTCはチャート上で重要なテクニカル指標を上回る位置に戻った。

 記事執筆時点(協定世界時11時40分)で、BTC価格は4.55%上昇し、1BTC=8150ドルに達した。この数字は最大の仮想通貨がついに8000ドルの大台を越えたことを意味するとともに、広く参考にされている200日移動平均線と偶然にも一致している。BTC価格がこれらの指標の両方を上回る場合、強気のモメンタムは強固であり、将来さらなる値上がりがあるかもしれないとテクニカル分析は示している。

 直近の価格上昇により、BTCはしばしば仮想通貨の「暗黒の木曜日」と称される3月12日と13日の深刻な下落から生じた損失をすべて回復したことになる。当時BTC価格は50%近く下落した。BTCは「自信を再構築」する必要があるという、マイク・ノヴォグラッツのような主要投資家が先に発したコメントから分かるように、この事実は市場にとって明らかに重要な心理的マイルストーンでもある。

 BTCの価格上昇は他の主要暗号資産の力強いパフォーマンスとも同調していた。たとえば同時期、イーサリアム<ETH>とビットコインキャッシュ<BCH>はそれぞれ5.2%と4.6%上昇した。

 しかし、BTC市場に現在ある楽観的な見方に反して、一部の人はBTCの支持者が信じたがる以上にBTCの値動きは従来の金融市場と密接に相関しているかもしれないとも指摘する。たとえば、ブルームバーグの編集者ジョー・ヴァイゼンタール氏は29日に「BTCは引き続き、基本的にS&P先物を追いかけている」と述べた。ただし、ボラティリティに言及して「ベータはより高い」とも付け加えた。

 真実はどうあれ、29日のBTCの力強い回復がこれまでのところ株式市場を大きく上回っていることは明らかだ。S&P500先物が現在示しているオープンはわずか0.88%しか上昇していない。

 ブルームバーグが引用したメモの中で、オアンダの上級市場アナリストであるクレイグ・アーラム氏は次のように書いている。「2週間以内にあるBTCの半減期が、投機筋による強気の動きの一部を説明するかもしれない。だが、このように長い間予定帳に載っていた出来事は既に価格に反映されているものと考えなければならない。このことから、一部の投機筋の動きは半減期の当日には減退する可能性がある。」

 一方、ボルト・グローバルのCCO(最高商務責任者)兼共同創業者であるクリステル・ケク氏は、ブルームバーグの取材に対し、BTC価格は半減期後に1万ドルにまで上昇するはずだが「経済が消耗しきっているときはテクニカル分析のどんな支持線も耐えられない」ことから、上昇後に投資家が利益確定に動くため価格の下落があるかもしれない、と答えた。

 クリプトコンペアの共同創業者兼CEO(最高経営責任者)であるチャールズ・ヘイター氏は「BTCの半減期と極めて近い時期にある新型コロナウイルスの影響と、BTCと株式市場の間の相関関係があるために、半減期による大幅な価格上昇は見られないことになるかもしれない」と付け加えた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-soars-to-pre-crash-levels-breaks-above-key-technical-6426.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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