中国メディア、ビットコインからデジタル人民元を遠ざける

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 複数の中国メディアは、5月に試験地でデビューを果たす中央銀行のデジタル人民元の計画を解説する報道をした。新しいトークンはビットコイン<BTC>でもイーサリアム<ETH>でもなく、中国での仮想通貨の上昇にはつながらないと指摘した。

 新浪や深圳フォーサイト、中国トレードニュース、深圳オブザーバー(ITタイムネット経由)のような複数のメディアが、中国でデジタル通貨電子決済(DCEP)として知られている中国人民銀行(PBoC)のデジタル人民元導入計画について報道した。

 新しい情報はほぼ含まれていないものの、数時間の間にそれぞれのメデイアがDCEPのBTCや主要なアルトコインとの違いについて特集し、報道した。

 報道のタイミングは、4月初旬のPBoCが5月に北京や他の都市でのDCEP試験を承認するという報道後、中国でBTCや仮想通貨関連のインターネット検索が急増しているという事実と関係がある。スマートフォンウォレットの中にあるデジタル人民元と思われる画像が中国のソーシャルメディアで出回っている。

 一握りのブロックチェーン企業の株価が上昇し、ほとんどの企業が非常に似た文言の声明で、デジタル通貨関連の活動への従事を否定することにつながった。

 今週前半、中国人起業家により設立、運営され、一時は中国に拠点のあった仮想通貨取引所オーケーイーエックスの最高責任者は、仮想通貨業界にとっての潜在的なDCEP利益について熱狂的で、仮想通貨にとってトークンは「変革をもたらすもの」と呼んだ。

 しかし、最新のメディア報道は、DCEPの開始はBTCや主要なアルトコインの上昇につながると「投機家」は期待していると主張し、BTCに否定的だ。

 上海オブザーバーの著者はDCEPは「BTCやETH など」のような仮想通貨ではなということを心に留め、起こりうるDCEP関連でのBTC利益についての予想を気にとめないよう読者に促している。

 また著者はブロックチェーン技術はDCEPの「唯一」の特徴であり、BTCや他の仮想通貨が本質的に分散的であっても、DCEPは非常に一元的で、PBoCの管理下にあると指摘した。

 そして同メディアは、DCEPの取引速度はかなり速いと期待されている一方、BTCのネットワーク速度は中国の小売り業界での幅広い使用には遅すぎると付け加えた。

 著者は仮想通貨は「貨幣への帰属はなく」、財政的価値もなく、トークンは「視覚的商品」であり、DCEPが不換紙幣の人民元と対等と見られるものの、仮想通貨は「日々」市場のボラティリティ(変動率)に左右されると結論づけた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/chinese-media-outlets-rush-to-distance-the-digital-yuan-from-6419.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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