ビットコインOTC仲介業者、利用者を混乱市場で見放す

95594133_s.jpg

 昨今の暗号資産のOTC(店頭取引)市場取引は見かけほど単純なものではないかもしれない。報道によると、肝心な時にトレーダーを見放してしまうマーケットメーカーがあったという。

 英ロンドンを拠点とする仮想通貨流動性供給企業B2C2のレポートによると、OTC仲介業者の中に、相場に激しい変動が見られた3月中旬にスプレッドを拡大していただけではなく、プラットフォームを完全に停止させ実質的に利用者を見捨てた業者があったという。

 市場の価格変動が激しい間にスプレッドの拡大が起こるのはおかしくはないが、サービスを提供する市場を完全に停止させるという動きは多くの金融市場参加者の怒りを買い、このようなマーケットメーカーは頼りにならない業者とみなされる。

 B2C2のレポートでは、OTCの業者名は特定されていないが、同じ経験をした数名の利用者からその行為についての聞き取りを行ったという。

 複数の利用者が一部OTCは大幅にスプレッドを拡大しただけでなく、プラットフォームを停止させたと証言しているという。流動性が最も求められる変動期に市場から逃げ出すことは利用者を傷つける行為だとも述べられていた。

 このような危機的な時に富は作られ、そして失われる。肝心な時に市場を支えることができないのであれば、何のために市場の安定期にサービスを提供するのかとレポートは疑問を投げかけている。

 しかしスプレッド拡大問題については、B2C2がビットコイン<BTC>で25BTCから100BTCの仮定上の取引額で生じた呼び値スプレッドを比較した際、急落が起きた際混乱した投資家は一斉にポジションを調整しようとしたので、主要取引所はスプレッドを大幅に拡大させたということが分かった。

 この調査結果によると、ある未公開の為替相場では3月12日、50ベーシスポイントまでスプレッドが拡大した。つまり、投資家がその相場で購入できる価格と売却できる価格に5%の差異があったということだ。

 レポートでは、3月13日ある取引所での相場の呼び値スプレッドは10%に達したとあった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/some-bitcoin-otc-brokers-left-clients-on-their-own-amid-turb-6247.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて