韓国銀行がCBDCの試験計画を明かす

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 韓国銀行(中央銀行)はCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)の試験運用のローンチに「一歩近づき」、間もなくデジタル通貨を発行すると考えられている他の地域の中央銀行にならい、12月にも試験を開始する可能性がある。

 ビズウォッチとEBNによる報道および韓国銀行による文書によれば、韓国銀行はCBDC政策に関して考え方を180度変化させたようであり、同銀行は「内部環境と外部環境」によって行動せざるを得なくなり、さらに新型コロナウイルスの流行による壊滅的な経済的影響によってCBDCの開発のスピードを速めていると述べた。

 韓国銀行はCBDCの発行の前に対処する必要がある法的および技術的問題の検討を既に始めたと述べており、同銀行はこの作業を20年中に終了させたいと考えている。韓国銀行は12月までにCBDCの試験を開始したいと考えており、このテストは21年中ずっと行われる予定であるが、これによって21年12月のCBDCのローンチが可能になるかもしれない。

 韓国銀行は保険をかけているようであり、同銀行はCBDCが日の目を見る確率はまだ「わずかだ」と主張し、CBDCのローンチを確約することはしていない。

 しかし、そのように否定しながらも、韓国銀行の動きはCBDCに関する同銀行のこれまでの姿勢から大きく逸脱している。ある時点では、韓国銀行はCBDCは韓国では必要とされないと確信してCBDCの研究部門を解体している。その後、新たな研究部門が2月に設立され、この部門はCBDCを準備するために、これまで時間外労働を行っているようである。

 韓国メディアに引用されている専門家によれば、韓国政府は新型コロナウイルス流行の後に発生する経済の落ち込み、そして中国によるデジタル人民元の発行への対応として、CBDCを緊急手段として利用する能力を求めている。

 韓国銀行は文書の中で新型コロナウイルスによる経済的な影響に具体的に言及しており、この災害は「発行を加速させ」得るきっかけとして作用していると述べ、CBDCは「人々が入手しやすいようにすることを念頭に置いて設計」される必要があると語っている。

 また、韓国銀行はデジタル法定通貨という概念の理解もしくはその利用に苦労するかもしれない高齢者をCBDCが「排除する」可能性への懸念も示している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/it-s-happening-s-korean-central-bank-unveils-plans-to-pilot-6221.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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