BTCが取引所から離れる一方、1BTC保有のアドレスは増加

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 3月の仮想通貨市場の暴落後に、最低1ビットコイン<BTC>を保有しているウォレットの数は増加し続け、史上最高数に達した。それと同時に、BTCは取引所から離れているようだ。

 仮想通貨市場を調査しているグラスノード社は、暴落から2週間以上経過した3月29日に、1BTC以上を保有するアドレスの数は過去最高を更新して79万7632件に達したと述べた。さらに、この前日にも同じく過去最高の79万7580件に到達したことから、このトレンドは比較的安定しているようだ。視野を広げると、1日で新たに52のウォレットが、BTC1枚を保有するという念願のステータスを手にしたことになる。

 グラスノードによれば、さらに1カ月前の2月29日(価格はおよそ1BTC=8700ドルだった)にこの数字は79万438件であり、ここ1カ月でアドレスが7142件増加したことになる。20年初頭からこれまでの2カ月間を見ると、次のような上昇基調が分かる。

 1月29日~2月29日:5689件増(価格はおよそ9000~1万ドル)

 12月29日~1月29日:3543件増(価格はおよそ7000~9000ドル)

 価格は低迷しているが、1BTC以上を保有するアドレスの数はここ3カ月、そして今年これまでで最大の伸びを見せている。BTCは現在(協定世界時9時43分)6276ドルで取引されており、ここ24時間で2%、1週間で8%上昇した。

 それだけではない。グラスノードの報告では、0.1BTC以上を保有するアドレスの数も30日に過去最高の294万8354件に達し、29日から1182件増えた。さらに、1万BTCを保有するアドレスの数も、19年10月の111件から3月26日に112件へと増え、6カ月間のうちで最も多くなった。グラスノードによれば、このようなウォレットの数が最も多かったのは16年6月と18年9月および10月の126件だという。

 ただし注意しておくと、ビットコインの利用者は複数のアドレスを所有できる。

 一方で、グラスノードは「ボラティリティに反して、ビットコイン保有者は取引所から資産を引き上げようとしているようだ」と述べ、流失は3月18日から日毎に増加していると付け加えた。「当社のラベルによれば、BTCの取引所残高は過去8カ月での最低額となっている」

 ブロックチェーンとデータ分析を専門とするチェイナリシス社は、最近「取引所への流入が大幅に増加するのはボラティリティの増大を示す良い指標であることが証明されているため、当社としては取引所へ移転される金額に目を光らせておくよう推奨する」と述べていた。

 人々は、資産保有者がBTCを取引所から引き上げて個人ウォレットに移そうとする理由をあれこれ考えている。これまでに、「退役軍人がより多くのBTCを買っているため」、「小さな取引所の破綻を恐れているため」、「パンデミックとその影響を恐れているため」、「規制と承認プロセスが厳格化されたため」、「価値貯蔵手段として使われているため」、などの理由が挙げられている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/number-of-addresses-with-btc-1-rising-while-bitcoin-is-leavi-6154.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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