日本の投資家、ビットコイン下落を活かす

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 日本のある仮想通貨交換所の新たなデータが示すところでは、一部の人々の考えとは異なり、最近のビットコイン<BTC>の下落は個人投資家をまだそこまで怖がらせていないようだ。

 日本の仮想通貨交換所ビットバンクで市場アナリストを務める長谷川氏が投稿したブログ記事によると、3月12日に仮想通貨市場が暴落した次の週に、同交換所の新規口座登録数は20年の平均値と比べ約40%増加したという。

 同氏は、新規口座開設数が増加しただけでなく、暴落の翌日の13日にはEメールの登録数も増加したと記した。これは日本の投資家がビットコイン相場を注意深く観察し、できるだけ安い価格で入手することに関心を持っていることを示している。

 同氏によると、現在の状況は11月から12月にかけてビットコインが約50%落ち込んだ18年末の下落時とは異なる。当時の下落後はビットコイン市場のボラティリティが極めて低くなり、ビットバンクへの新規ユーザーの流入も減少したという。しかし今回は新規顧客からの高い需要があり、個人投資家が下落時に買い向かっている兆候がある。

 同氏によると、20年に多くの注目を集めているビットコインのマイニング報酬半減期が控えている点が、18-19年と今回との違いの一因かもしれないという。この記事では、「ビットコイン半減期」というワードでのグーグル検索がここ数カ月間急増しており、個人投資家が大きな注意を向けていることが示唆されるとも指摘されている。

 しかし、半減期説がまだ重要だという点には皆が同意しているわけではない。仮想通貨調査会社メッサーリのライアン・セルキスCEO(最高経営責任者)は3月、半減期説は「今や全く通用しなくなっており」「半減期について現在唯一問題なのは、それがマイニング市場を破壊するか否かだ」と論じた。

 また長谷川氏は登録数の増加を考慮した上で、「現在の市場回復は主に個人投資家がけん引しており」それらの投資家は今後の大きな動きに備えていると考えるのが妥当だと指摘した。

 同氏は、「従って今回は、半減期前にビットコインを購入するか保有資産をできるだけ安く積み上げたいと考えている個人投資家が多数存在する可能性が高い」と結論付けた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/japanese-investors-taking-advantage-of-bitcoin-sell-off-exch-6135.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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