マイニングの再調整でBTCの採掘難易度が14%減少する見込み

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 ビットコイン<BTC>の予想外の暴落で20年の上昇が帳消しになる中、3月1日に史上最高値を記録したビットコインのハッシュレートが急減している。マイニングの不採算で多くのマイナーがビットコイン・ネットワークを離れたため、ハッシュレートが減少した。グラスノード・インサイトが指摘したように、このハッシュレート減少は、ハッシュパワーの絶対値としてはビットコイン・ネットワーク史上最大規模となっている。

 今回の相場下落はドミノ効果を引き起こした。まず、ビットコイン価格が下がったことで電気代やインフラと言ったマイニングの経費が収益を上回った。つまり売却のためにビットコインをマイニングするマイナーの費用が増加した。これによりマイナーはビットコイン・ネットワークを離れ、その結果ハッシュレートが減少した。

 ハッシュレートの減少はBC(ブロックチェーン)の低速化に繋がった。ブロックは著しく遅いペースでマイニングされた。グラスノードによると、ブロックのマイニング速度は目標値の10分と比べ最大25%減速し、ブロック時間は18年の相場下落時以来の水準まで増加したという。1ブロックのマイニングにかかる時間は約12.5分だった。

 ハッシュパワーの減少はビットコインでのマイナーの収入に影響を与えた。ブロックが遅いペースでマイニングされるため、マイニングされるブロック数が減り、ブロック報酬が限定された。そのため、産み出された利益もマイナーにとって負担になっている。

 しかし、1ブロック当たりの利益の低下と合計ブロック数の低下が組み合わさることで、マイナーの米ドルでの収入はより劇的に減少している。ビットコイン価格の下落によって、フィードバックループが作られている。

 このフィードバックループは採掘難易度の調整によって初めて終了するかもしれない。ブロックの低速化で次の調整予定日が遅れているため、ハッシュレートの減少にもかかわらず、マイニングの難易度は暴落後も高いままで、まだ再調整されていない。次の調整は3月25日に行われる見込みで、採掘難易度は最大14.7%減少し史上最大の調整となる可能性がある。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/bitcoin-difficulty-expected-to-drop-by-14-after-mining-readjustment/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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