機関投資家の参入が増加する中で、仮想通貨とウォール街は「共に活動していく」

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 仮想通貨及びBC(ブロックチェーン)がメインストリームに到達したことは明らかだ。ビットコイン<BTC>は金融産業の従事者の間で激しい議論の的になっており、また、最近では仮想通貨産業に多くの機関投資家が参入している。

 実際のところ、JPモルガン・チェースのような大手金融機関は独自のBCプラットフォーム及びソリューションを作り、仮想通貨市場に参入している。JPモルガン・チェースは15年にBCソリューションの開発をサポートするためにJPMC BCDE(BCセンター・オブ・エクセレンス)を作った。

 バイナンスのCEO(最高経営責任者)であるジャオ・チャンポン氏は最近のインタビューにおいて、規制的な不確かさにも関わらず、多くの機関投資家はデジタル通貨市場に参入することに前向きであると述べている。しかし、機関投資家の障害となっている大きな問題の1つは規制とデジタル通貨の変動性の高さである。

 グレイスケールのマネージングディレクターであるマイケル・ソネンシャイン氏は最近、流動性が増加するため、より多くの機関投資家や金融産業の有名企業が参入することで仮想通貨は利益を享受すると述べている。

 「デジタル通貨の状況を全体的に見れば、それは合計で1000億ドルから2000億ドルの資産クラスであるが、これは他の資産クラスの時価総額と比べると非常に小規模だ」とソネンシャイン氏は述べ、より多くの資本が流入することは認知度を上げ、より規模の大きい投資家を引き付けるのを助けるとも述べた。

 CBOEグローバル・マーケッツ及びCMEグループも仮想通貨市場に手を出している主要な機関投資家である。実際、CMEビットコイン先物の1日の平均OI(未決済建玉)は17年12月の538件から20年2月の約6000件まで増加している。

 興味深いことに、最近のフィデリティ・インベストメンツによる400人以上(年金運用者、ヘッジファンド、フィナンシャル・アドバイザー)が参加した調査は、資産クラスとしての仮想通貨に対する機関投資家の姿勢に関してデータを提供している。この調査によれば、回答者の47%はデジタル通貨は「革新的な技術」であると考えており、また、他の資産と「低い相関関係」を有しているため暗号資産に投資したいと述べている。

 仮想通貨アナリストであり元ウォール街のトレーダーであるトーン・ベイズ氏も、より多くのファミリーオフィスが長期的な目的でビットコインを購入しようとしていると述べており、機関投資家はビットコインに惹かれるだろうとも語っている。

 このことについて、バイナンスUSのキャサリン・コーリーCEOは最近のポッドキャストにおいて、これから仮想通貨とウォール街は共に活動していくだろうと述べている。

 「私は伝統的なトレーダー及び銀行インフラの構成要素について心配している。なぜなら、人々はより素早く動く、もしくはより現在の生活に根付いている商品に魅力を感じており、私にしてみれば、仮想通貨はその問題を解決するからだ」

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/crypto-and-wall-street-will-work-alongside-as-institutional-participation-grows/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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