新型コロナウイルス感染恐れ、仮想通貨詐欺の容疑者が釈放求める

81370188_s.jpg

 仮想通貨のマイニングをうたったポンジ・スキーム(出資金詐欺)で、数千人の投資家から合わせて7億2200万ドルを騙し取ったとして起訴されているビットクラブ・ネットワークの設立者2名が、ニュージャージー州の連邦裁判所に郡の刑務所からの釈放を願い出た。その理由は、新型コロナウイルスに感染することを恐れているためだという。

 Law360の報道によれば、マシュー・ブレント・ゲッチェ氏とジョバディア・シンクレア・ウィークス氏は自分たちが関わった詐欺の裁判に先立って、ニュージャージー州ニューアーク市のエセックス郡矯正施設から自分たちを釈放するよう裁判所に求めた。

 ウィークス氏の弁護人は、郡の刑務所が「拘禁者の健康維持に関して極めて劣悪な記録を残している」と主張した。弁護人はさらに、19年にアメリカ国土安全保障省の監察総監室が公開した、刑務所内で拘禁者の健康と安全に対する重大な脅威となっている問題を浮き彫りにした調査結果に言及した。

 Law360はウィークス氏の代理人である法律事務所、カールトン・フィールズの訴訟責任者兼株主であるマイケル・L・イエーガー氏の主張を引用し、次のように書いた。

 「今は誰にとっても恐ろしい時期だが、他の人達が行おうとしている方法で自分の身を守ることが許されていない人達にとっては特にそうだ。ジョビー・ウィークス氏は単に、自らの健康を保ち、安全に法廷での日々に備えることが出来る場所に居たいだけだ。」

 アメリカ国内でコロナウイルスのパンデミックが深刻化するなか、地方裁判所判事のクレア・C・チェッキ氏が被告人2名の釈放を判断することになる。

 19年12月、ゲッチェ氏とウィークス氏はジョセフ・フランク・アベルという人物と共に、3名が共同で運営していたとされているビットクラブ・ネットワークの一斉検挙の際に逮捕された。

 合衆国ニュージャージー地方検察局の主張によれば、被告人らは14年4月から19年12月の間に、投資家に仮想通貨のマイニングプールの収益の一部が得られると信じ込ませて金銭を要求したという。彼らには「ビットコイン<BTC>のマイニング収益」とされた金額について、投資家に虚偽の数字を示した容疑がかけられている。

 ゲッチェ氏とウィークス氏は通信詐欺を謀議した罪で起訴されており、さらに3名全員に対して未登録証券を提供し販売するために謀議した罪が問われている。

 通信詐欺の謀議には20年以下の懲役と25万ドル以下の罰金が科せられる可能性がある。一方、未登録証券販売の謀議には5年以下の懲役と25万ドル以下の罰金が科せられる可能性がある。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/usd-722m-bitclub-ponzi-suspects-ask-for-release-amid-coronav-6109.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて