ビットメックス、3万5000ビットコインの保険基金が暴落時に役割果たしたと

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 大手仮想通貨デリバティブ取引所のビットメックスは、自社の保険基金が市場暴落時に想定されていた通りの働きをしたと述べた。

 同社は最新のブログ記事の中で、この保険基金や、3月12日及び13日の市場混乱時におけるその役割、今回の暴落時に活用されなかった理由に関するトレーダーからの疑問に回答した。ビットメックスによると、この保険基金は過去18カ月間で徐々に増大し、現在3万4678ビットコイン<BTC>(2億300万ドル)に達しているという。同社は、「ADL(自動デレバレッジ)を避けるために、この基金が日中の衝撃を吸収するに足る規模を持つことは重要だ」と付け加えた。

 ビットメックスは、「これらの出来事の中で、ADLを防ぐことでこの基金は最後の防衛線として機能しており」、ADLは「(利益とレバレッジでランク付けされた)利益が出ているトレーダーのポジションを、清算されたポジションに対し自動デレバレッジすることで破産を防ぐものだ」と記した。これにより、3月12日と13日にADLが「完全に防がれた」という。

 一方で、ビットメックスの運営費をまかったり、その利益に貢献したり、口座残高がマイナスになったトレーダーに支払いを要求したり、意図的か否かに関わらず市場に影響を及ぼすためにこの基金が使われることはない、と同交換所は述べた。

 クリプトニュースが以前報じた通り、ビットメックスの共同創業者兼CEO(最高経営責任者)であるアーサー・ヘイズ氏は、仮想通貨市場が暴落した3月13日に同交換所が2度のDDoS攻撃(サイバー攻撃の1つ)を受けたと発表した。同交換所は取引を一時停止し、今回の市場急落との関係や、これによりビットコインの下落幅が拡大したか否かに関する憶測が飛び交い始めた。

 同交換所は、今回の暴落で基金は枯渇しなかったが流動性は「劇的に」減少したと説明している。ビットメックスは、2度目の動きが生じていれば基金は限界に達していたが、「恐らくは規模や投資家の信頼のために生き残っただろう。こうしたイベントを生き残る規模を持つ基金は、仮想通貨業界には他に存在しない」と述べ、「このシナリオでは、他の全ての大手仮想通貨デリバティブ取引所で大規模な下落と回復の動きが生じる可能性が高い」と付け加えた。

 ビットメックスを支持する人々の他には、この説明を信用できない、あるいは理解できないとする人々もいる。この投稿で明らかになった新たな情報はほとんどないという人々もいる。一方で「ローストライフ」というトレーダーは、「保険基金がこうした出来事から保護できない理由」は理解しているが、「ほぼ最悪のシナリオになっている時に保険基金がほとんど使用されていないことを疑問に思う。これにより、その大規模さや有効性に対する疑念が生じる」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitmex-says-its-btc-35k-isurance-fund-fulfilled-its-role-dur-6092.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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