BOEがCBDC「プラットフォーム」のモデルを概説した資料を公開

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 イギリスの中央銀行であるイングランド銀行(BOE)は、CBDC(中央銀行発行デジタル通貨)の発行に関するディスカッションペーパーを正式に公開した。これにより、イギリスは公にCBDCを議論する場を実際に整えた世界で最初の国のひとつとなった。

 ペーパーでは、家計や企業が決済を行い価値を保存できるように設計されたCBDC「プラットフォーム」のモデルを、実例として上げて概説している。イングランド銀行は、今がCBDCの可能性を議論する重要な時期であるとして、デジタル通貨が「国民に提供される金銭と、決済を可能にする決済インフラ双方の形を革新するもの」だとする意見を提出している。

 ただし、イングランド銀行のマーク・カーニー総裁は一方で、同行は金融と通貨の安定性に対するリスクの管理という大きな課題に直面せざるを得なくなるだろうとも述べた。さらに、彼はもし同行がこの計画を進めることになれば、CBDCを「極めて慎重に」設計する必要があると述べた。

 興味深いことに、フェイスブックのリブラ計画が始動して以来、イングランド銀行はCBDCの潜在的用途を見つけようと徹底的に取り組んできた。20年初頭に、イングランド銀行は他の中央銀行5つ(カナダ銀行、日本銀行、欧州中央銀行、スウェーデン国立銀行、スイス国立銀行)と共にCBDCの潜在的ユースケースを検討した。

 これに加えて、イギリス政府も2020年度予算案に関するポリシーペーパーを公開し、その中でイギリス中心のCBDCの可能性に関するイングランド銀行のディスカッションペーパーに対する関心を明確に表した。これを受けて、イングランド銀行は国民による議論の場を整え、CBDCについての見解を人々が共有するように求めた。ディスカッションペーパーへのパブリックコメントは20年6月12日まで受け付けられている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/bank-of-england-releases-discussion-paper-outlining-platform-model-of-cbdc/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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