プラストークンの売却がBTC下落の要因か

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 3月第1週の週末に、ビットコイン<BTC>は1月来の安値に下落した。29億ドル規模と言われるポンジスキーム(高利回りを謳いながら実際は資産運用を行わず、出資者からの新たな資金を配当に充てる詐欺行為の一種)による数百万ドル規模の売りがこの要因かもしれない。

 既に報じられている通り、驚くべきことに(もし仮想通貨業界がこれ以上驚くことができれば)ビットコインは3月第1週の週末に暴落し、多くのアルトコインも追随した。ビットコインは7日以来13%以上、直近24時間では9%、直近1週間では10%下落した。UTC(協定世界時)で9日午後1時14分時点では1BTC=7906ドルで取引されている。何が起こったのか、というのはもっともな疑問だ。

 仮想通貨詐欺のプラストークンが要因かもしれない、というのが仮想通貨業界で囁かれている説の1つだ。プラストークンの活動を追跡・分析しているエルゴというツイッターアカウントは7日、過去24時間で約1万3000ビットコイン(8800万ドル)がミキサーに預けられたと伝え、2つのフィーダー・アドレスを公開した。この2つのアドレスは合わせて3万2329ビットコイン(2億1900万ドル)を受け取っていた。

 ビットコインをミキサーに預けることは必ずしも売却に繋がるわけではないが、そうなる可能性は高まる。エルゴは、19年9月や11月と比べると売却は「遥かに低速」であり、「過去のミキサー預かり高の変化分はほぼ全てミキシングされており、この説を裏付けている」と付け加えた。

 トレーダーのカール・エリック・マーティン氏(別名ザ・ムーン・カール)や有名なトレーディングビューのアナリストであるジェイコブ・キャンフィールド氏、トレーダーのケビン・スベンソン氏など、オンライン上の他の人物もこれがビットコイン下落の原因かもしれないとコメントしている。

 19年12月に報じられた通り、中国発のプラストークンは78万9525イーサリアム<ETH>(約1億3800万ドル)を未知のウォレットに移したようだ。米国のBC(ブロックチェーン)分析会社であるチェイナリシスは当時、この「過去最大級のポンジスキーム」による資金移動は、ビットコインに影響を及ぼす可能性がある多数の物事の1つだと述べた。同社は、まだ少なくとも2万ビットコインと79万イーサリアムが市場で投げ売りされる可能性があると論じた。

 チェイナリシスによると、19年6月にプラストークンと繋がりのある人物6名が逮捕されたが、盗まれた資産はウォレット間を移動し続けており、主に交換所のフォビで営業している独立系のOTC(店頭取引)ブローカーを通じ現金化されているという。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/ponzi-scheme-plustoken-might-be-behind-bitcoin-s-crash-trade-5983.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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