アイオタの共同創業者、ハッキング被害者に200万ドルを補填予定

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 アイオタ<MIOTA>の共同創業者であるダビッド・サンステボ氏が、同ネットワークへの最近の攻撃による被害者に私的に補填を行い、メインネットは3月10日に復旧する予定だと語った。

 数日前にアイオタ・ディスコード上で共有されたとされるメッセージを受けて、サンステボ氏はコインテレグラフに対し、アイオタ・ネットワークへの最近のハッキングで資産を失った全てのユーザーに対し確かに補填を行う予定だと認めた。

 同氏は、このハッキングの影響を受けたのは46名だが、一部の人々は複数のシードを持っていたため攻撃者が掌握したのは「約50個のウォレット」だと説明した。

 同氏は、「(2年間手を付けていない)私的な持ち分を使ってアイオタ財団のランウェイを守ることを選んだ」と述べた。

 サンステボ氏は、この費用は約200万ドルであり、確かに大金だが「私の主な動機が金だったらこの2年間で利益を最大化する機会は十分にあった。しかし私はそうしなかった。私にとっての主要目標は、我々のビジョンに基づく未来を構築することだ」と述べた。

 アイオタのもう1人の共同創業者であるセルゲイ・イワンチェグロ氏は20年、約850万ドル相当のアイオタ・トークンを自身に与えなかったとしてサンステボ氏を非難した。

 参考までに説明すると、アイオタ財団は1月25日からトリニティ・デスクトップというウォレットが攻撃されていたことを確認した後、ネットワーク保護とトランザクション認証を行うノードであるコーディネーターを停止している。「この件について組織内の誰にも落ち度はなく、我々が作り上げたチームのことはこれまで以上に誇りに思っているという点を強調したい」と同氏は述べた。ハッカーは決済処理会社であるムーンペイのインフラを攻撃し、同社とトリニティとの統合によって生じた脆弱性を悪用した、と同氏は説明した。

 19年12月17日から20年2月17日の間にトリニティを使用していたユーザーは危険にさらされている可能性があるため、同財団はシード移行ツールを公開した。このツールはマックOS、ウインドウズ、リナックス用のソフトウェアで、攻撃を受けた恐れがあるシードから影響を受けていない新しいシードへアイオタ・トークンを自動的に移行するものだ。この移行は3月7日に完了した。

 サンステボ氏が認めたように、ステータス・ページには、メインネットはまだダウンしているが3月10日には復旧する予定だと記されている。

 同氏は、今回の出来事は「いかなる状況下でもセキュリティに妥協してはいけないことを強く戒めるものだ」。「思い返してみると、より多くのデューデリジェンスを行い、より厳格な監査手続きを取り、そして単純により忍耐強くあるべきだった」と述べた。

 同氏は攻撃者について、いずれは責任を問われ盗まれた資産が回収されることを望んでいる。同氏は、「可能性は低いが、以前にもそうなったことはある」と述べた。19年1月に報じられた通り、ユーロポール(欧州刑事警察機構)は18年に計85名から約1140万ドル相当のアイオタを盗んだ疑いで英オックスフォードで男性1人を逮捕している。

 UTC(協定世界時)で9日午前10時38分時点で、アイオタは1MIOTA=0.19ドル付近で取引されており、直近1日間では10%、1週間では12%下落している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/iota-co-founder-to-repay-hack-victims-usd-2m-as-network-prep-5979.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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