リップルはどのように韓国で名を上げたか

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 世界の送金市場には大変動の波が訪れている。サンフランシスコに本社を置くブロックチェーン企業のリップルはこの分野で以前からよく知られているプレイヤーだ。リップルネットを運用する同社は、この地域での送金手段の改善を主眼としたパートナーシップを数多く築いてきた。事実、リップルは前にリップルネットの顧客のほぼ半数がアジア太平洋地域に本拠を置いていると明らかにしたことがある。

 世界銀行が18年に発表した送金に関するレポートによれば、送金の流入は東アジア・大洋州地域でほぼ7%、南アジアで12%と顕著な成長を見せてきた。ブラッド・ガーリングハウス氏が経営する同社はロードマップの一部として、この地域の成長する送金市場を揺るがそうとしている。

 興味深いことに、ここ数カ月の間、韓国の決済市場におけるリップルネットの業績は頭打ちになっている。世界銀行のリポートは、韓国の送金市場規模の平均が1980年の3億5310万ドルから、18年には62億5430万ドルと爆発的に拡大してきたことをも明らかにした。

 長い間韓国の送金市場を支配していた従来の大手金融は、急成長する韓国の国内外送金に貢献してきた。しかしここに微妙な変化があるようだ。変化がもたらされたのは、17年に韓国が銀行以外の会社に送金サービスの提供を許可したときだった。

 リップルの世界戦略シニアディレクターである吉川絵美氏は、以前に韓国がフィンテック・イノベーションの「ホットベッド」であるとした。彼女は続けて次のように述べた。

 「韓国政府が17年に決済業者の送金業務を認可し始めて以来、私たちは韓国の決済業者が顧客の決済体験を劇的に改善するさまを目の当たりにしました。私たちは彼らの継続的な取り組みに参加できることを嬉しく思います」。

 この領域で最も注目すべき発展のひとつに、ブロックチェーンを中心に金融サービスを手掛ける会社、コインワン・トランスファーがある。同社は18年後半に韓国の小売送金商品であるクロスを手掛けるために、リップルとSBIホールディングスの合弁会社であるSBIリップルアジアを通じて、韓国国内でリップルと提携した。

 リップルは最新のブログ記事で、コインワン・トランスファーの規模が毎月平均50%成長している一方、その顧客維持率は80%に及ぶと公言した。コインワン・トランスファーのビジネス・デベロップメント・マネージャーであるカミール・チョン氏は、記事で成功要因の多くを「リップルの重要な特徴」に求めた。

 それとは別に、リップルは韓国の著名な組織3つと契約を交わしたことでも話題になった。同社は先月に、資金移動会社のセントビー、ハンパス、ワイアバーリーとの契約に署名したことを明らかにしていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/heres-how-ripple-is-making-its-presence-known-in-south-korea/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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