デリビットのBTCオプション取引高と未決済建玉、最高値を更新

Deribit_136135886_s.jpg

 2月中旬の弱気への転換で主要暗号資産が大幅に下落した後、デジタル資産エコシステムは15日間にわたって眠れない日々を過ごしている。相場が重要なレジスタンスを割り込む中、ビットコイン<BTC>、イーサリアム<ETH>、ライトコイン<LTC>などの通貨は大きな影響を受けた。

 しかし現在の弱気トレンドから離れると、ビットコイン先物とビットコイン・オプションへの機関投資家による投資にとって、2月は実り豊かな期間だった。

 デリビットは過去1年間この業界で足場を築いてきた。同交換所は過去6カ月間に渡って一貫して高いオプション取引高を記録した。デリビットの最新の機関投資家向けニュースレターによると、同交換所では月間平均12万枚のビットコイン・オプションが売買されたという。しかし20年1、2月に取引高は変化し、平均値はさらに増加した。

 1月には18万3000枚以上のビットコインが取引され、2月には取引高が56%増加し計28万7000枚となった。ドルで見るとオプション取引高は総額およそ30億ドルで、前月比約80%増となった。

 同じ期間に市場全体のビットコイン・オプションの想定建玉は10億ドルを超えた。この結果は、過去1カ月間にわたって投資家の流入が最大だったことを示している。

 スキューのチャートによると、デリビットにおけるビットコイン・オプションの未決済建玉は過去1カ月間にわたって比較的一定であり、2月の第2週に最高値を記録した。未決済建玉は2月8日に5億9000万ドルの月間最低値を記録した後、2月14日に8億5500万ドルに達した。

 しかし、2月のビットコイン契約は2月最終週に期日を迎え、未決済建玉と取引高は3月に入ってからの数日間穏やかに推移している。ビットコインの下落は未決済建玉減少の一因かもしれず、投資家は現在慎重なアプローチを取っている。

 興味深いことに、市場の関心の低さにもかかわらずデリビットは3月3日に日間オプション取引高の88%を占めCMEやOKEx、バックトなどの交換所を上回った。

 市場は現在調整局面に入っており、市場全体のセンチメントは上向くまで時間を要するかもしれない。しかし投資家の視点から見ると、20年における機関投資家側の躍進は前向きな兆候だ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/bitcoin-options-volume-open-interest-on-deribit-surge-to-new-heights/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて