ビットコインの崩壊は想像以上深刻かもしれない

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 4時間足らずの間に、ビットコイン<BTC>は価値のほぼ6%を失い、数週間の強気な流れが打ち消された。同じ頃、先物市場は活況を呈していた。ゴールデンクロスで始まった2月の終わりに、仮想通貨でトップのBTCはここ1カ月強での最安値をつけた。

 しかし、デリバティブ・トレーダーにとってボラティリティの増大は取引額の増大を意味するため、彼らはまるで気にしていない。実際、彼らは取引をした。

 ビットコイン先物取引所大手3社では、合計取引額が150億ドルを超え、規制対象外の取引所での総取引額は2月としては初めて200億ドルを上回った。チャートでトップとなったOKExの取引額は57億ドルに達し、それを追うBitMEXとHuobiはそれぞれ50億5000万ドルと48億9000万ドルを数えた。

 バレンタインの日には価格が今年2度目となる1BTC=1万ドルの大台を超えたが、2月26日水曜の取引日での取引額はバレンタインの日をわずかに上回った。

 興味深いことに、急激かつ急速に価格が下落したために、デリバティブ取引所では相場全体での未決済建玉の下落に伴い、数多くの建玉が手仕舞いされた。取引額が2月の最高額に達したため、未決済建玉は2月中最低となった。売り建玉の欠如は市場の不安を示唆している。

 中でも最大の未決済建玉を誇るBitMEXでは、24時間足らずで未決済建玉が7.84%下落し、14億1000万ドルまで落ち込んだ。HuobiとOKExでも同じく未決済建玉が14.75%と16.3%それぞれ下落した。

 激しい取引のさなかにこれほど建玉が下落するのは、デリバティブ・トレーダーが価格の回復を期待しながらも買い建玉を建てることに慎重になっているため、市場に弱気な見通しがあることを示している。

 26日全体での未決済建玉は40億7000万ドルを記録した。これは25日と比較して11.52%減、価格が1時間で5.5%下落したために未決済建玉が最高額に達した2月19日と比較して15.02%減となった。当時のトレーダーは、調整にせよ反転にせよ大きな値動きを期待していた。

 急速な価格下落が引き起こした急ぎの決済により、建玉の手仕舞いが加速されたことには疑いの余地はない。BitMEXだけで1億5500万ドル以上が決済された。このうち95%に当たる1億5200万ドルを買い建玉が占め、5200万ドルが売り建玉だったと推計されている。

 こうした決済は2月27日も尾を引き、2900万ドル以上が俗に言う「投げ売り」された。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/bitcoins-breakdown-may-be-worse-than-you-think/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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