スペイン規制当局、プロサッカークラブと仮想通貨業者のスポンサー契約を禁止か

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 スペイン最大の金融規制当局のひとつが、国内最高峰のプロサッカークラブが結んでいるスポンサー契約を「有害」である可能性があると警告した。警告を受けたスポンサー契約の多くは仮想通貨関連企業との間に結ばれたものだ。

 スポーツ新聞のASは、規制当局のCNMV(スペイン証券取引委員会)がまとめた報告書を確認したと報じている。報告書はラ・リーガ(スペインのサッカーリーグ組織における男性プロサッカーの最上位)に所属する複数のクラブを名指しで、それらに違反のおそれがあると指摘している。規制当局は措置を取らざるを得なくなる可能性があるうえ、「ラ・リーガのクラブの広告に規制をかける」ことになる可能性もあると述べている。

 報道によれば、特に注視されているのは2つのクラブだ。イージーマーケット(仮想通貨取引と仮想通貨のCFD(差金決済取引)を手掛ける企業)をユニフォームの胸スポンサーにしているレアル・ベティスと、仮想通貨取引サービスを手掛ける別の企業、プラス500を胸スポンサーにしているアトレティコ・マドリードだ。

 CNMVは仮想通貨取引のプラットフォームのみを限定的に取り上げているわけではないが、オンライン賭博・外国為替・CFD・株式・バイナリーオプションのプラットフォームとの間に結ぶスポンサー契約に加えて、仮想通貨の取引所や仲介業者とのスポンサー契約を違法化する可能性もあると明言している。

 規制当局は「複雑な金融商品」が含まれるサッカーのスポンサー契約は「有害な広告」と見なされる可能性があると考えている。

 近年、ラ・リーガに所属する数多くのチームが仮想通貨会社や取引所とのスポンサー契約に署名してきた。CNMVは胸スポンサーに主な焦点を当てているように見えるが、報告書にはラ・リーガのクラブと仮想通貨や金融商品の関連企業が結んだ幅広いスポンサー契約についての言及もある。

 スポンサー契約に基づいて、ラ・リーガのプレイヤーはすでに仮想通貨や他の金融サービス事業者の広告およびマーケティング・イベントに登場しており、さらに一部のプラットフォームではファンへの割引が提供されている。

 一方、隣国のイタリアでは、セリエA優勝チームのユヴェントスがブロックチェーンのプラットフォーム上でイーサリアム<ETH>を利用したデジタル・トレーディングカードを共同開発した。このトレーディングカードはブロックチェーン事業者のソラーレと連携する形ですでに公開されている。ソラーレはまた、イタリアのASローマやポルトガルのポルトに加え、前述のアトレティコ・マドリードとも提携契約を締結している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/regulator-may-ban-la-liga-football-clubs-crypto-sponsorship-5868.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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