リスクオフの売りが仮想通貨にも波及、安全資産としての地位に疑問符

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 中国国外での新型コロナウイルス流行という新たな恐怖によって、株式市場は世界的に急落している。そのような中、市場参加者の多くは現在ビットコイン<BTC>の値動きに悩まされており、盛んに論じられてきた安全資産としてのビットコインという話に疑問符が付いている。

 UTC(協定世界時)で25日午前11時51分時点で、ビットコインは1BTC=9575ドル付近で取引されており、直近24時間で2.3%下落している。一方、多くの人々が注目している米株価指数のS&P500は24日に3.35%下落したが、伝統的な安全資産である金は最大で2.8%上昇した後下落し約1%高で終値をつけた。

 暗号資産全般、特にビットコインが伝統的な金融システムのリスクから身を守れる安全資産であるという理論は、仮想通貨愛好家らが既に何年も前から多用してきた。しかし、米国によるイランへのミサイル攻撃や中国におけるウイルス懸念などによって世界中で株式が下落する中ビットコインが急騰したことを受け、このアイデアは最近になって注目を集めているようだ。

 しかし24日に株式とビットコインが共に下落したことでこの理論は再び議論を呼んでおり、両陣営が自らの立場を擁護するために議論に加わっている。

 イートロで市場アナリストを務めるアダム・ヴェテッセ氏は25日のニュースレターに、「市場が下落する中、暗号資産はかなり耐えている。大きな前進はないが、ビットコインは9500ドルをわずかに上回っている。今回はビットコインに『安全資産』としての上昇は見られず、投資家はより伝統的な金に向かっている。多くの市場において過去数年間で最悪となった日に、暗号資産が少なくとも比較的安定していたことは心強い」と記した。

 一方でクォンタム・エコノミクスのマティ・グリーンスパン氏は、24日の強い相関を示すチャートを投稿し、ビットコインはまだ「リスク資産」とみなされるべきであり株式と相関して動いていると考える人々に賛同した。

 しかしあるユーザーはこのツイートに対し、「ビットコインはリスクオン資産としてもリスクオフ資産としても一貫した動きを見せていないようだ」と指摘した。

 一方、カリフォルニアの投資会社プリミティブ・ベンチャーズの共同創業者であるドビー・ワン氏は、ビットコインは「デイトレードのヘッジではなく長期的に見て」安全資産とみなされるべきだと述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-s-safe-haven-status-questioned-as-selling-hits-stock-5873.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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